2週間に1度のルーズスキンのケアで爪の美しさと清潔感をアップ
ネイルをする人もしない人もやってほしいのがルーズスキンのケアです。手足の爪の根元に絡みつく薄皮は爪を短く見せ、清潔感を損ないます。自宅ケアの方法は覚えてしまえば意外と簡単で、2週間に1度のケアで十分です。
ルーズスキンのケアは女性の義務!?
甘皮やルーズスキンはネイルの見栄えや持ちを悪くし、爪の色素沈着の原因ともなるため、ネイルをしている人にはケアが欠かせません。
ネイルする人はもちろん、ネイルをしない人でもルーズスキンのケアをした方がいいのです。
ルーズスキンとは爪の根元に貼りついた角質です。ルーズスキンがあまりに肥大していると、爪を短く見せ見栄えが悪くなります。
また、過剰なルーズスキンはかえって爪の乾燥を招き、割れや二枚爪、手荒れの原因になることもあるのです。
自己流の過剰なケアに要注意
とは言え、セルフでするとトラブルがおきやすいのがルーズスキンのケアです。取りすぎはかえってささくれを作ったり、恐ろしい爪の根元の炎症の原因になることもあるのです。
ルーズスキンのケアをする際の注意点
自宅でルーズスキンのケアをするときには以下の2つの注意点を守ってください。
1つめはケアの頻度です。
ルーズスキンのケアは2週間に1回で十分です。取ると気持ちいいですし、爪が長く見えるのでつい取りたくなりますが我慢しましょう。
2つめは基本的に甘皮ニッパーを使って甘皮を切らないことです。甘皮を切ると炎症の原因となりかねません。
おうちではなるべく甘皮は押し込むだけにしましょう。ニッパーを使うときはささくれを処理するときだけにしてください。
自宅でできるルーズスキンのケアのやり方
1.甘皮をやわらかくする
ケア前に必ず甘皮を柔らかくふやかしましょう。この手順を省くと爪や指を痛めます。
ネイルサロンでケアするときはキューティクルリムーバーで甘皮を柔らかくします。自宅ケアでもそれでもいいのですが、キューティクルリムーバーはすばやく甘皮をふやかす代わりに化学薬品で爪や肌を痛めてしまいます。
せっかく自宅ケアをするならお風呂に入りながらのお手入れや、お風呂の後のお手入れがお勧めです。お風呂でたっぷり角質をふやかせば、キューティクルリムーバーなしでもルーズスキンのケアをすることができます。
2.甘皮を押す
甘皮が柔らかくなったら余分な甘皮を指の方向に押し込みます。使う道具は、キューティクルプッシャーか、コットンを巻きつけたウッドスティックです。
指の根元の方向に小さな円を描きながら甘皮を押し込んでください。強い力をかけないように優しく押しましょう。
3.ルーズスキンのケア
甘皮を押し込むと爪の根元に薄皮が残っていることがあります。これがルーズスキンです。このルーズスキンは除去してしまいましょう。
濡らしたガーゼでふやけたルーズスキンをくるくるとこすり落とします。よくふやけていない場合や乾いてしまったときは再び指をお湯につけたりキューティクルリムーバーで柔らかくしてから除去してください。
1~3までのケアをお風呂に入りながら行うこともできます。
4.保湿する
ルーズスキンのケアをした後の爪や指は敏感でそのままにしておくと乾燥してしまいます。ネイルオイルやハンドクリームなどを使って爪と指をしっかり保湿しましょう。
爪のマッサージをしながら油を補うといいですよ。
足の爪もケアしてみて
ハンドだけではなく、フットのルーズスキンもケアしましょう。
足は手に比べてルーズスキンが溜まりやすく、見た目の清潔感を損ない、ニオイの原因になることもあります。指毛同様、サンダルを履く季節の前に取っておきたいものです。
足の爪のルーズスキンのケアの方法は手と同じです。