噛むことは消化の始まり!簡単なのに効果抜群☆箸置きダイエットの方法
箸置きダイエットの方法は食事をするときに、一口食べるごとに箸を置いて、30回以上噛むという方法です。とてもシンプルな方法ですが、体が欲している食べ物や脳機能と代謝の向上が期待できるなど、多くの嬉しい効果があります。箸を置くきっかけ作りに箸置きを購入して挑戦する人も多いようです。
すぐに始められる!箸置きダイエットの方法
箸置きダイエットは、食事のとき、一口ごとに箸を置くというダイエット法です。
つまり「箸置きダイエット」は「かむかむダイエット」に動作をつけた方法で、食事内容を変えたり運動するなどは一切不要なので、今日から始められる簡単なダイエット法といえます。
食事中に箸を置くだけで、なぜやせるのでしょうか? そのポイントは、箸をおいているときに行うことにあります。
それは「噛む」ことです。
一口につき30回以上噛むことで、早食いの防止や消化吸収を良くすることの他、代謝の向上が期待できます。
それでも、たくさんの量を食べたり高カロリーなものを食べたら、やっぱり痩せられないのでは? と思う人もいるでしょう。
しかし、たくさんの量を食べたい人や高カロリーのものが大好きという人にこそ、このダイエット法は向いているのです。
噛まないことは肥満を作る?!
箸置きダイエットを始めて、多くの人は「30回噛むって時間がかかる」と思うようです。つまり、普段はほとんと咀嚼しないで、数回噛んで飲み込むという習慣があることがわかります。
何をどれくらい食べたか、ということよりも噛む回数のほうがダイエットには有効と指摘する人もいますが、その理由は咀嚼によって正常な代謝作用が働くことにあります。
食事中に噛むということは「消化の始まり」と言われています。消化は胃腸で行うもの、と思っている人も多く、口は食べ物を入れる器官という感覚でいると、消化力の低下とともに代謝が低下していってしまいます。
消化されずに長時間胃腸に食べ物が留まると、余計なカロリーを摂取したり、代謝自体も低くなり、太りやすくなります。
つまり、噛まないで食事するという食事習慣は、それだけで太りやすい習慣なのです。
噛むことで正常な代謝が働く!
一方で、よく噛んで食べることは、脳を刺激してホルモン分泌や代謝を促進します。
このときのホルモン分泌はダイエット効果もありますが、寝ているときの成長ホルモンの分泌も盛んにしてくれるため、昼間に少しくらい食べ過ぎても夜寝ている間に帳消しになるという嬉しい効果も期待できます。
また、噛んで食べるとその食べ物の本当の美味しさがわかります。
例えば、ジャンクフードと呼ばれる高カロリーの割に栄養のない食べ物を食べると、最初の数口は美味しく感じますが、20回も咀嚼するころにはあまり美味しさを感じなくなります。
しかし玄米やゴマなどは、噛めば噛むほど美味しさが実感できるようになります。このため、たくさん噛むことは「良い食事」を選ぶ目安にもなります。
お気に入りの箸置きを用意して楽しく実践☆
食事の途中で箸を置くという習慣のない人が、いきなりそうしようと思ってもなかなか実行できなかったり、気がつけば忘れてしまったりするということはよくあることです。
このような場合には「箸置き」を利用してみましょう。箸置きは食事前に箸を置いておくものですが、食事中に箸を置く場所でもあります。
箸が手にあると、咀嚼している最中に次の一口を準備して、結果としてどんどん食べ物を詰め込むように食事することになりかねません。
そうならないためには一口食べて、一旦箸置きに箸を置くようにします。かわいい箸置きにして、その箸置きを眺めながら、咀嚼すると楽しく箸置きダイエットが進むでしょう。
ポイントは1口30回以上噛むこと。100回でも良いくらいです。こうして食事のときに噛む回数に気をつけるだけで、1週間ほどで結果が得られるといわれています。