シミができる原因は紫外線だけではない!美肌の天敵はこんなにいる!
シミにはさまざまな種類があり、シミができる原因もわたしたちがよく知っている紫外線だけではありません。まずはシミができる原因を知って、これ以上悪化させないように、そして願わくば少しでも改善できるようなケアを目指していきたいと思います。
シミはどうしてできるの?
皮膚の比較的浅いところに、メラニン色素が過剰生成されたものや、色素沈着したものがシミです。
メラニンを生成するメラノサイトという細胞がなんらかの刺激を受けたことに対抗して、メラニンをたくさん作ってしまったのです。そして、排泄とのバランスが崩れ、それが肌に残った状態がシミです。
忙しいわたしたちは、ただでさえお肌のターンオーバー力が落ちてしまいがちです。そんな時は要注意なのですね。
また、そばかすは「雀卵斑」と言い、字のごとく小さな褐色斑がたくさんできますが、これは遺伝的なものが強く、早いと幼いうちから頬の高い位置や鼻にできることが多いです。
このため、今回はそばかす以外のシミができる原因を見ていきましょう。
侮れない「紫外線」
シミの天敵は、なんといってもみなさんご存知の「紫外線」。これが約8割! というから侮れません。
そもそもお肌は、日光の強い紫外線からわたしたちを守ろうとして、メラニンをたくさん作ってくれているのです。それが残ってしまうからシミになるのです。
若ければ新陳代謝も活発なので、メラニンも排出されやすいのですが…。だから、日頃からメラノサイトを刺激してしまう紫外線を、いかに防ぐかということはとても大切なのです。
老人性色素斑と言えば、紫外線によってできるシミの代表で、ザ・シミというはっきりした色や形が特徴です。顔だけでなく、手の甲や腕などもこのシミになりやすいので注意が必要です。
ホルモンの乱れがシミを増やす?
ホルモンバランスの乱れや変化もシミを増やします。ですから、黄体ホルモンが出る妊娠もメラニン増加の原因になり、妊娠中にシミが増えたと訴える方も多いです。
最近CMなどで耳にするようになった肝斑というぼんやりした左右対称の頬などのシミも、ホルモンバランスが崩れやすい30代後半の女性に目立つようになります。
このように、女性は、妊娠、出産、更年期といったホルモンバランスが崩れやすい時期は要注意なのです。
こんな生活がシミを増やす
また、カフェインやたばこ、食生活の乱れ、睡眠不足など不規則な生活はシミを増やす原因になります。そのような生活は血行不良になりやすく、メラニンの排出を妨げてしまいます。
活性酸素を多く発生させるような生活習慣も、メラノサイトを刺激していまうホルモンを出してしまいます。この他にもニキビ跡や火傷の跡、洗顔やマッサージの過度の刺激で、色素が沈着してシミになることもあります。
ストレスや過労はためない
最近、イライラばかりしていませんか?してる!という人はそれがシミを増やしているかも知れません。
イライラでシミができるとはにわかに信じられないかもしれませんが、実はストレスや過労は、メラノサイトを刺激するホルモンを分泌してしまうのです。このため、ストレスや過労がシミを増やす原因になるのです。
でも、イライラを押さえるのが難しいと感じている方は、少しでもストレス解消になるような過ごし方を生活の中に取り入れるように意識しましょう。ちょっとした楽しみでも良いのです。ストレスと溜めこまないことが大切です。
消えないと悩めば悩むほどシミはできる!
シミの中にも改善が期待できるものもあります。場所や大きさ、濃さなどでその改善幅は個人差も大きいですが、治療法もたくさんありますので、一度専門医に相談すると良いでしょう。
最初は、市販されているものでなんとかしたいと思うものですが、そのチョイスを誤ると効果がなかなか発揮されないことも。
そもそも出来ているシミの種類が一種類ではないことも多いですし、効果が出るまでに時間を要するタイプのシミもあり、結果が出る前に自己判断で化粧品を変えてしまったりすることもあります。
何より、毎日毎日シミを隠すことにストレスを感じて、かえってシミを増やすことがないようにしたいものです。