生理中はアルコール厳禁!? 生理中のアルコール摂取で気を付けるべきこととは?
生理中でも、やっぱり飲み続けたいアルコール好きな女子の皆さん! 実は、生理中のアルコール摂取は、あまり体に良くないのをご存じですか? 場合によっては、ひどい生理痛を引き起こすこともあります。ここでは、生理中のアルコール摂取が引き起こす影響と注意すべきことを紹介します!
生理中の飲酒は悪酔いする!
生理中のアルコール摂取は、悪酔いする可能性が高いです。なぜなら、生理中は、アルコールを分解する能力が低下しているからです。
具体的に言うと、生理中は女性ホルモンの一つであるエストロゲンが多量に分泌し、アルコール代謝能力を低下させてしまいます。
アルコール代謝能力が弱まると、血液中にアセトアルデヒドという毒素が残り、それが悪酔いを引き起こします。
悪酔いは一緒に飲んでいる友人や家族にも迷惑をかけてしまいます。生理中の飲酒は、軽くたしなむ程度で留めておきましょう。
生理中の飲酒は出血が増える!
アルコールを摂取すると血管の収縮が大きくなるため、出血の量が増えることがあります。生理中に飲酒する時は、こまめにトイレに行くようにしましょう。
また、飲酒をすると気分が悪くなるのは、出血がひどくて貧血を起こしているとも考えられます。
生理中の飲酒は、身体に負担がかかり気分が悪くなることも多いのですが、その一方、普段よりもイライラしたり気分が落ち込みやすいので、飲み過ぎてしまうこともあります。くれぐれも飲み過ぎには注意しましょうね。
生理中のアルコール摂取は身体にとって良くないので、できれば控えるようにした方が良いでしょう。それでもどうしても飲みたい❤という時は、以下のことに注意して下さいね。
■飲む前に何か少し食べておこう
→生理中にアルコールを飲む時は、軽く食事をしてからお酒を楽しみましょう。そうすることによって、アルコールの消化や吸収を遅らせることができますよ。
ダイエット中の方は要注意!!
生理中はお酒を飲む前に軽く食事をすると良いのですが、生理中は太りやすいので食べ過ぎは禁物です。特に、ダイエットをしている方は注意しましょうね。
■体を冷やさないお酒を選ぶ!
→冷たいビールと冷奴などは相性抜群でとっても美味しいですが、身体を冷やしてしまいます。
生理中に冷えは厳禁です。従って、ビールやサワー、水割りなどは避けて、ワインや日本酒など常温で飲めるお酒を選びましょう。
梅酒のお湯割りや、ホットジンジャーウィスキー、ホットサングリアなどもおススメですよ。
予め量を決めておこう!
ワインや日本酒は、少しずつ飲んで楽しむお酒です。「今日はグラス1杯だけ」などと決め、ゆっくり飲んで量を調整することができるのも、嬉しいですね。
■鎮痛剤を服用したらお酒は厳禁!!
→生理中は、生理痛に悩まされて鎮痛剤を服用する方も多いのではないでしょうか。しかし、鎮痛剤を服用した時には、絶対にお酒を飲んではいけません。
なぜなら鎮痛剤とアルコールは相性が悪く、身体に負担がかかり、思わぬ副作用を引き起こす可能性があるからです。特に、胃腸が弱い人は注意しましょう。
生理1日目2日目は飲まない!
生理の1日目や2日目は、我慢できるのであれば飲まないようにしましょう。特に出血量が多かったり、出血が何日も続くような方は、この2日間は絶対にアルコール摂取は控えて下さい。
どうしても飲みたいのなら生理3日目以降から
生理なのにどうしてもお酒を飲みたい時は、3日目以降から飲むようにしましょう。しかし、お酒の量はほどほどにしましょうね。
生理中のアルコール摂取は、あまり体に良くないことがお分かり頂けたでしょうか。生理痛などの症状が出ている時は飲むのを控え、症状が出ていない時はほどほどに楽しむことを心がけましょうね。