保湿力を上げる方法!水分を与えるだけではダメなんです!
保湿力を上げる方法!肌の保湿力を上げる方法をご存知ですか?毎日たくさんの化粧水や保湿クリームを使用しているからといって、保湿力が高いわけではないのです!それは一時的に潤い感を増やしているだけ。本当の保湿力とは肌の内部に宿る水分をキープする力なのです。その保湿力を高める方法をご紹介していきます。
保湿力を上げる方法
毎日たくさんの化粧水や保湿クリームを使用しているだけで、保湿力が高くなった気分になっていませんか?
しかし、それは一時的に保湿感を増やしているに過ぎません。本当に保湿力を上げていくには、肌の内部で水分を維持してくれる組織を増やしていく必要があります。
その組織の代表的なものが「セラミド」です。聞いたことありますよね?
セラミドは脂質の一種で、肌内部に存在する誰でも持っている組織ですが、加齢やスキンケアの方法、肌のターンオーバーに乱れがあるなどの理由でどんどん減少してしまうのです。
では、どのようにそのセラミドを増やし、保湿力を高めていけるのか見ていきましょう。
正しい洗顔を心掛けましょう
保湿力を上げるためには、肌が持つ本来の潤い成分を壊さず、また失われた保湿成分を化粧水などで効果的に補ってあげることが必要になります。
そのためには正しい洗顔で、肌表面の汚れや角質を取り除いてあげましょう。
まず、ぬるま湯で顔をパシャパシャと洗い、泡だてボールなどで作ったふわふわの泡を肌に撫でるように滑らします。このときに決してゴシゴシと擦ることのないように気をつけましょう。
泡を軽く数回滑らせたなら、あとはぬるま湯で洗い流し、タオルでやさしく拭き取りましょう。
朝の洗顔は洗顔料はなしで、ぬるま湯で軽く洗うだけで大丈夫です。
セラミドを増やして水分保持力を上げましょう
セラミドを増やすには、肌組織の生成力自体を高める方法と、セラミドを直接補う方法があります。
セラミドの生成能力は加齢とともに弱まっていきます。これ自体は仕方のないことですが、先述の洗顔方法や、毎日の規則正しい食生活によって正常なターンオーバーが維持されれば、その生成力も最大限維持することができます。
セラミドを直接補うには、セラミド入りの化粧水を選びましょう。また、セラミドはサプリメントなどで口から補給することも可能です。
しかしセラミドはアミノ酸からできているため胃で分解されて吸収されてしまい、再度セラミドとして働くかは判明していません。
定期的な角質ケアを心掛けましょう
肌の表面に不要な角質がある場合は、肌の中まで水分や栄養分が行き届きません。したがって、高い保湿力を維持するためには、ピーリングなどの定期的な角質ケアをやってみましょう。
ピーリングにより、皮膚表面にある古い角質や皮膚を取り除き、ターンオーバーを整え、肌のきめを整えていくのです。
ただし、保湿力を高めようとして、週に何度もピーリングを行うと、必要以上に皮脂や潤いを取り過ぎたり、肌に刺激を与えすぎるため、週に1回など必要最小限の回数を守るようにしましょう。
食事でも保湿力は高めることができる!
美容の基本は体の中からです。もちろん保湿力も体の中から高めていくことができます。
肌の保湿力を高めるのに有効な栄養素の一つ「ムチン」。ムチンは山芋や里芋、オクラや納豆などのように、ネバネバの食材に多く含まれている成分です。
ムチンは優れた保水力を持つ粘性物質で、目などの粘膜にも含まれ、肌だけでなく体全体にとっても積極的に摂りたい成分なのです。
まとめ
保湿力を高めたいときは、化粧水や保湿クリームを気にするだけでなく、毎日のスキンケアや食生活をまずは見直すことを心掛けましょう。