密かなブーム! 美容にいいセルフお灸とは?
美容にいいセルフお灸を試してみませんか?お灸と聞くと高齢の方をイメージするかもしれませんが、美容に効果的なことが分かってきた昨今、若い人の間でも密かなブームになっています。しかも、お灸は鍼と異なりセルフでできるため、とってもお手軽なのです。
美容にいいセルフお灸があるのをご存知ですか? 最近若い人の間でひそかなブームとなっています。
お灸と聞くとお年寄りをイメージしがちですが、美容面への効果から、改めてお灸のキャパシティが見直されています。
しかも、鍼治療と違ってお灸はセルフケアが可能です。自宅でも出来ることから、そのお手軽さも人気の理由のひとつです。
HOW TO お灸
そもそもお灸って何?原料は?
鍼やお灸は、飛鳥時代に遣隋使などによって中国から伝来したもので、東洋医学に基づき自然治癒力を高める民間療法として広まったものです。
お灸の原料はヨモギの葉についている綿を精製した「もぐさ」という薬草で、食物繊維や葉緑素、ミネラルがふんだんに含まれていて、浄血や止血、血を増やす働きも持っています。
お灸は、この「もぐさ」に点火して、身体を温めながらツボを刺激する行為のことを言います。
お灸にはどんな効果があるの?
お灸をすると身体が温まります。そうすると全身の血の巡りが良くなって冷え性を改善したり代謝を高めたりします。
コリやむくみも取れるため、身体の調子が良くなります。そうすると肌につやが出たり顔色が明るくなったりします。顔つきやボディラインもすっきりするため、お灸ひとつで随分印象が変わります。
また、自然治癒力が高まります。生理痛や不妊症を改善したり、ストレス解消や疲労回復にもつながり、不眠にも効くため、朝の目覚めも俄然良くなります。
お灸のやり方って?
お灸は人の身体にあるツボを刺激することで効果を発揮します。そのため、人体にある改善したいツボの上に置いて行います。準備するものは、お灸とライターやマッチ、少々水を入れたお灸を捨てるための入れ物、それにシールです。
まずは、刺激したいツボの上にお灸を固定するためのシールを貼ります。お灸に付属している場合があります。なければ両面テープなどでも大丈夫です。次にお灸へ点火します。点火したら先ほどのシールの上に置き固定して完成です。
お灸の時間は7~8分を目安に、長くても30分くらいで切り上げてください。
お灸を置く部位(ツボ)
冷え症やむくみの改善に
足の親指の付け根あたりでへこんだところに冷え症やむくみに効くツボがあります。ここにお灸を置けば血流が良くなって体が温まったり足や顔のむくみが取れたりしてすっきりします。
コリや骨盤のゆがみ治しに
身体がコっているなと感じたり、足の長さが左右で違っていて骨盤が歪んでいるかもと思ったら、足首の内側にあるくるぶしに小指を乗せて、そこから指3本を置いて人差し指があたるところにツボがあるので、お灸を置いてみてください。
身体全体的にコリがほぐれたり骨盤のゆがみが矯正されて体が軽くなったように感じます。
おすすめのお灸商品
カマヤミニ
もぐさを紙の筒に詰めて作られているカマヤミニは、皮膚に直貼りでなく、紙の筒で空間を作ってそこに置くタイプのお灸です。
温度調節もできます。熱そうで怖いなという方やお灸を初めてするという方におすすめです。火を点けてから5~6分で自然に消えるため、安全で扱いやすいところも初心者に向いています。
せんねん灸
せんねん灸は火を使わないタイプで、皮膚にただ貼るだけというとてもお手軽なお灸です。貼るタイミングは入浴前後を除きいつでもOKで、仕事中やスポーツをしている最中でも構いません。
3時間くらい持続して温めてくれて、生理痛がひどい時などは薬に頼らず乗り切れます。貼ったまま眠れる点もポイントで、忙しい人にもおすすめです。