垂れ尻の予防には適度にお尻の筋肉を刺激が効果的!
垂れ尻の予防は若いときから行う必要があります。それはお尻の垂れは年齢に関係なく、お尻の筋肉の状態によって起こるものだからです。お尻の筋肉が衰えたときや筋肉が硬くなってしまうとヒップラインは乱れ、垂れ尻になってしまいます。予防のためには普段からお尻の筋肉を刺激する姿勢を保つことが大切です。
原因は年齢だけじゃない!垂れ尻の予防
お尻が垂れるとヒップラインが美しくなるなるばかりか、足が短く見えたり全体的なスタイルが悪く見えます。そのためお尻が垂れないように日頃からケアすることが大切です。
お尻が垂れるのは年齢のせいと思う人も多いようです。
確かに、重力のあって加齢よってお尻が垂れる人は増えて気まますが、年齢を重ねてもお尻が垂れていない人はたくさんいますし、反対に10代であってもお尻が垂れている人もいます。
そのため、年齢とお尻が垂れることは直接的には関係がないと言われています。
それではどうしてお尻は垂れていくのでしょうか?
垂れ尻は筋肉の衰えや硬化が原因
その原因は筋肉にあります。
お尻は柔らかいので筋肉が少ないように思えますが、実はお尻の柔らかい部分を支えているのは筋肉なのです。この筋肉が少なかったり、あるいは硬くなるとお尻の脂肪が垂れてしまうのです。
そのため、垂れ尻の予防にはお尻の筋肉を鍛えることが大切です。
お尻の筋肉を鍛えるために必要なことは、実はそれほど大変なことではありません。お尻は歩く、立つ、座るときに意識することで、簡単に筋肉を刺激して垂れないお尻をつくることができます。
【1】立つとき
立つとき、体の重心や意識をどこに置くかで垂れ尻になるのを予防することができます。
垂れ尻になる人の場合は重心が高く、猫背の人です。いわゆる姿勢が悪い人です。腹部に脂肪がつく場合に立つ姿勢が悪いことが多いようです。
お尻が垂れない立ち方は重心は下腹部にあり、そしてお尻の穴をキュッと締めるようにすることがポイントです。それでいて、体の力を抜くと長い時間立ったままでも疲れることがありません。
【2】歩くとき
立つときと同じくらい、歩く姿勢もお尻の筋肉を刺激するために良い姿勢で歩くことが大切です。
歩くときには足だけで歩くという意識ではなく、腹部から歩くという意識が大切です。
たえず、下腹部に意識を集中させて、足を踏み出すときには腹部から出すつもりで動きます。そうすると、長時間歩いても疲れにくく、また疲れはすぐに解消します。
また、垂れ尻予防のためには立ち姿勢と同じく、お尻の穴を締めること、重心を前側にして自然と足が前にでるようにすることもポイントです。
【3】座るとき
お尻が垂れる原因のほとんどは座るときにつくられます。原因は正しく座らないためにお尻が潰れて筋肉が硬くなるためです。
硬くなった筋肉は立つときや座るときに十分に力が入らず、徐々に姿勢も悪くなってきます。そのため、座るときの姿勢はとくに大切にする必要があります。正しく座るときのポイントは3つです。
まず、目線をまっすぐにすること、うつむき姿勢や顎を突き出した姿勢は顔まわりに余計な脂肪をつける原因にもなるので、顎を引いて視線はまっすぐに保つかやや下方向に保つようにします。
次に、腰を立てて座り、お尻の骨の部分で体を支えるように座ることです。
前屈みすぎるのも、後ろに倒れるように座るのも、どちらもお尻の筋肉に負担をかけます。座るときにはまっすぐとした姿勢になるのが理想です。そのためにはあまり柔らかすぎる座面はよくありません。
最後に、座るときには坐骨の真上に頭がきて、坐骨で頭蓋骨を支える意識と姿勢がポイントです。きちんと坐骨で支えられると肩や腹部に余計な力が入りません。