ダイエット中のお酒は大敵!お酒は食欲抑制ホルモンを減少させる
ダイエットをしているけれど、どうしても参加しなければいけない飲み会に誘われてしまった・・・こんなこともありますよね。飲み会で何も飲まないわけには言えないし、ダイエット中のお酒は大敵だと言われているし・・・。お酒を飲むと食欲が抑えられない方は特に注意が必要です。ただ、お酒によっては太りにくいものも!
ダイエット中なのにお酒がやめられない
ダイエットをしているのに、どうしてもお酒をやめることができないという方、いらっしゃいませんか?
ダイエット中のお酒は大敵と言われていますが、どうしてなのでしょうか? お酒がダイエットによくない理由をご紹介しましょう。
ダイエット中のお酒はどうしてダメなの?
アルコールを飲むと、食欲を抑制するためのホルモンであるレプチンが減少してしまうことが分かっています。
レプチンというホルモンは、脂肪細胞から分泌されるホルモンなのですが、通常であれば視床下部の満腹中枢にはたらきかけて、食欲を抑えたり脂肪を燃焼させる作用があります。
しかし、飲酒量が多くなってしまうと、レプチンの濃度が低下してしまい、本当は満腹であるにも関わらず、食欲をセーブすることができなくなってしまうのです。
このように食欲抑制ホルモンが減少してしまうと、塩分が多いおつまみや、油分の多い食べ物を次々と食べてしまい、その結果太ってしまうことになります。塩分の多いおつまみを食べると、のどが渇いてしまうため、さらにお酒を飲んでしまうという悪循環に陥ってしまいます。
また、アルコールは、インスリン抵抗性を起こしてしまいます。ある研究所で、マウスにエタノールを毎日注射する実験が行われました。エタノールを毎日摂取するということは、過剰な飲酒を続けているのと同じ状態になっているということです。
このマウスは正常な血糖値を維持することができなくなり、インスリンが効きにくくなってしまうインスリン抵抗性の原因となってしまいます。
ダイエット中にお酒が飲みたくなったら・・・
ダイエット中にお酒を飲むと食欲抑制ホルモンが減少するということが分かりましたね。
ただ、どうしてもお酒をやめることができないという方は、なるべく糖質の少ないものを選ぶようにして、量も少量にしておくことで太りにくくなります。お酒を選ぶときには、カロリーだけでなく糖質の少ないものをチョイスしましょう。
太りにくいお酒は?
ダイエット中であっても、仕事で参加しなければいけない飲み会もあるでしょう。ダイエット中にお酒を飲まなければいけない場合、糖分の少ないものを選ぶのがポイントです。
ダイエット中に太りにくいお酒をご紹介します。
【ハイボール】
ハイボールはウイスキーを炭酸で割ったものです。ウイスキーはアルコール度数は高いのですが、糖質と脂質がゼロなので、太りにくいお酒と言えるでしょう。
ただ、お店によってはハイボールの炭酸にジンジャエールなどのジュースを使っている場合があります。この場合は糖質が増えてしまうため、炭酸水で割ったものかどうかをチェックしてから注文しましょう。
【ウーロンハイ】
ウーロンハイは、焼酎をウーロン茶でわったものです。また、緑茶でわった緑野ハイなども太りにくいお酒の1つ。焼酎をウーロン茶や緑茶でわったものは、糖質がゼロなので太りにくいです。
【赤ワイン】
ワインは醸造酒ですが、ビールと比べてカロリーや糖質が低めのお酒です。赤ワインは抗酸化作用があったり、悪玉コレステロールを減らしてくれるなど健康効果のあるお酒です。