3つのポイントを抑えればもう迷わない!日焼け止めの選び方完全版
これを読めばもう日焼け止めの選び方には迷いません。日焼け止めってたくさんあって選ぶのが大変ですが、これからご紹介する3つのポイントだけ抑えれば、ご自分にどの日焼け止めが必要なのかすぐにわかるようんひなります。
日焼け止めって種類がいっぱい…
年々強くなる紫外線と、光老化の恐怖…。日焼け止めはもはや一年を通して女性の美容に欠かせない重要アイテムの一つとなってきました。
でも、日焼け止めはたくさんあって選ぶのが大変。日焼け止めの選び方を伝授いたします。これからご紹介する3つのポイントを抑えれば自分に必要な日焼け止めがすぐに特定できます。
日焼け止め、1種類を使い続けてる?
1本の日焼け止めを毎日塗り続けていませんか。それでも良い場合もあるのですが、シチュエーションに合わせて、2種類か3種類用意するか、季節に合わせて変更することをお勧めします。
ポイント1.SPFとPA
SPFやPAは紫外線を防護するパワーを表していますが、何も考えず強いものを選んでいませんか。
SPFは日焼けの原因となる紫外線B波を防ぐ指標です。SPF10だと、何も塗らずに日焼けが始まるまでの時間が10倍に伸びます。SPF50では50倍です。日焼けが始まるまでの時間は、季節や天気、肌質によって異なりますが、平均20分程度です。
SPF10の場合平均200分日焼けが始まらないということです。
PAは光老化や肌の黒ずみの原因となる紫外線A波を防ぐ指標です。PA+、PA++、PA+++、PA++++の4段階に別れ、+が多いほど防護効果が強くなります。
SPFやPAの値が高いと、長時間紫外線を防護することができますが、肌への負担は上がります。
日常生活ではSPF15~20程度、外出の際はSPF20~30程度、レジャーや屋外での仕事のときはSPF30~50+と使い分けることがおすすめです。
肌が荒れていると日焼けしやすくなるので、いつもSPF+、PA++++を使うことが一番日焼けや光老化を防ぐわけではありません。
ポイント2.紫外線吸収剤と紫外線散乱剤
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤にはそれぞれ長所と短所があります。
紫外線吸収剤のメリットは、紫外線防護力が強いことと、よく伸びてフィットし、白浮きしないことです。デメリットは、肌への刺激が強く、かぶれやアレルギーの原因となることがあることです。
紫外線散乱剤のメリットは肌への優しさ。また、実は日焼け止めの効果時間が長いのもメリットです。デメリットは同じ重さなら紫外線防護力が弱いことと、使用感の悪さです。伸びが悪く重たい感じがして白浮きしやすくなります。
ポイント3.日焼け止めの形状による違い
ローションタイプ
一番良く見かける日焼け止めの形状がローションタイプです。売れているだけあってメリットの多いタイプです。
塗りやすく、すみずみまで伸ばしやすく、肌にフィットしやすいので日焼けを効果的に防ぎます。化粧下地を兼ねたタイプや、体用の安い大容量タイプなどバリエーションも豊富です。
クリームタイプ
ローションタイプより油分が多いのがクリームタイプです。やはり塗りやすく、伸ばしやすく、肌のフィットも良いのですが、サラサラしたローションタイプに比べ重く、乾燥肌や敏感肌の方に向いています。
ローションタイプと比較して高価な傾向があります。
パウダータイプ
パウダータイプはメイクの上からフェイスパウダー代わりに使えます。メイクを崩さないので塗り直しにも便利です。油分や界面活性剤に弱いタイプの敏感肌の方でもトラブルなく使えます。
難点は素肌に直接使うと密着しにくく落ちやすいことと、紫外線防護力が弱めになりがちなことです。
スプレータイプ
最近増えてきたのがスプレータイプです。吹き付けるだけでムラや塗り残しなく日焼け止めができます。メイクの上からスプレーできるタイプもあります。
乳化の必要がないため、界面活性剤フリーで案外肌に優しいというメリットもあります。髪の日焼け止めにも使えます。
量の割に、缶が大きくなってしまうデメリットもあります。