毎日塩洗顔するのは肌に良い?それとも悪い?
塩洗顔は美肌効果がある優れた洗顔方法です。しかし、毎日塩洗顔するのは逆効果になります。塩洗顔はやり過ぎると肌を傷つけてしまう可能性がありますので、毎日ではなく、月に2回~4回の頻度で行うようにしましょう。
優れた美肌効果が期待できる塩洗顔
ハリウッド女優もやっていると評判の塩洗顔ですが、毎日やっても良いのか、どんな塩を選べば良いのか、やり方がよく分からない人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな疑問を解決していこうと思います。まずは、塩洗顔の美肌効果について知ることにしましょう。
塩洗顔にはこんな効果が!
塩には様々な作用があり、昔から調味料としてだけではなく、美容や健康のために使われてきました。その代表的な作用が発汗を促進する作用です。
塩で体をマッサージすると汗が面白いように出てくるのでボディーマッサージなどに使われていますが、塩洗顔をすると顔でも同じことが起こり、閉じていた毛穴も開きます。ですから、塩洗顔には毛穴に詰まった皮脂や汚れをきれいにする効果があるわけです。
塩には余分な皮脂を取り除く作用もありますので、高い毛穴洗浄が期待できるのです。
塩洗顔が狂ったターンオーバーを整える
さらに、塩には古い角質を溶かすという角質融解作用もありますので、塩洗顔を行うと古い角質をきれいに除去することができます。
古い角質が肌に残っていると肌のターンオーバーも狂ってしまい、せっかくの肌の生まれかわりも上手くいかなくなってしまうのですが、塩洗顔により古い角質が無くなるのでターンオーバーも正常化します。
ターンオーバーがきちんと行われれば常に新しいきれいな肌でいられるわけですから、美肌になれるというわけです。
ハリが戻り、シワやたるみも改善され、シミやくすみも目立たなくなるなど、様々な美肌効果が期待できます。
ニキビの予防にも効果を発揮
塩には強い殺菌作用もあります。ですから、塩洗顔をすることにより、ニキビの原因であるアクネ菌も取り除くことができます。大人になってからできる大人ニキビの予防にも効果が期待できます。
顔だけではなく背中ニキビに悩んでいる人も多いですが、塩は背中ニキビにも効果がありますので、是非試してみてください。
塩洗顔のやり方
まず、顔をぬるま湯で濡らします。そこにスプーン1杯くらいの塩をつけて、マッサージします。
後は、塩でマッサージをしていると徐々にぬめりが出てきますので、そのぬめりが感じられるようになったら、ぬるま湯で洗い流せば終了です。
塩洗顔のやり方は、このようにとてもシンプルです。誰でもできますので、すぐにでも実践しましょう。
敏感肌などの人は、塩を直接肌に付けると、赤くなったりヒリヒリした痛みが発生する恐れがありますので、ぬるま湯に塩を溶かしたものを使用するようにすると良いです。塩の濃度も薄くすることをおすすめします。
毎日塩洗顔するのはOKか?
塩洗顔には優れた美肌効果があります。じゃあ、毎日塩洗顔をすれば、さぞかし美しい肌になれるだろう。
そう思う人もいると思いますが、果たして、それはOKなのでしょうか?NGなのでしょうか?
毎日の塩洗顔はOK?
ズバリ、答えから言うと、それはNGです。毎日塩洗顔をしてはいけません。
どうしてかと言うと、塩は四角い結晶をしていてピーリング作用があり、やり過ぎると肌を傷つけてしまう可能性があるからです。肌が傷ついてしまうと、せっかくの塩洗顔の美肌効果も台無しです。
塩洗顔の美肌効果を最大限に利用したいなら、月に2回~4回の頻度で行うようにしてください。
塩洗顔で美肌になるには
塩洗顔で美肌になるには、注意しなければならない点が幾つかあります。
まず、使用する塩は添加物が含まれているものや、精製されているものは避けるということです。これさえクリアしていれば、いつもキッチンで使用している塩でもOKです。
あと、塩洗顔をする時は、絶対に力を入れてマッサージをしないように気を付けてください。既にお話ししましたように、塩にはピーリング作用がありますので、力を入れると肌を傷つけてしまいます。指先で軽くマッサージするようにしましょう。
万が一、塩洗顔をしていてヒリヒリした痛みや赤みが発生した場合は、肌が傷ついてしまった可能性がありますので、しばらく塩洗顔はお休みするようにしてください。