汗が止まらないのはなぜ?考えられる原因4つ

汗が止まらないのはなぜ?考えられる原因4つ

汗が止まらないのはなぜ?大量の汗で悩んでいる人の原因を4種類集めました。なかなか汗が引かないと感じている方は、根本的な原因を調べてみてはどうでしょうか。原因がわかれば解消方法もみつかりやすくなるため、是非汗の原因を調べることをおすすめします。

汗が止まらないのはなぜ?

汗が止まらないのはなぜ?汗が止まらないといっても、顔や手・脇など局所的に汗が多くなる人もいれば、全身の汗が止まらないという人もいます。

この汗のトラブルは現代人に多いといわれており、7人に1人が抱えているとも。

直接的な原因を知って、解消方法を上手く見つけていきましょう。

汗が大量に出る直接的な原因

汗が止まらないのを病気の名前では「多汗症」と呼びます。

続発性多汗症と原発性多汗症にわけられ、病気が元となっているものや原因がわからないものがあります。女性の場合は中高年になりホルモンバランスが乱れる更年期が原因となったりします。

しかし、多くの場合は原発性多汗症で原因がわからないことが多くなっているようです。

1・更年期障害

中高年の女性の場合顔がのぼせるのに、下半身が冷える症状があります。特に顔周辺に汗をかきやすくなります。

原因は年齢的に女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少するためで、そのために自律神経が乱れ上半身と下半身のバランスが崩れます。

多くの場合は閉経くらいで症状が治まりますが、人によっては顔の汗が止まらず悩んでいる方もいます。

日常でできる解消法は顔周辺を冷やすことです。カーッと頭が熱くなったら、首の後ろを冷やして汗を抑えましょう。

汗を拭き取れるハンカチ、ガーゼタイプのストールなどもおすすめです。

2・ストレス

原因不明の多汗症の多くはストレスが原因原因不明の多汗症の多くはストレスが原因だといわれています。

何か強いストレスを受けていると、自律神経が乱れ手のひらや足の裏、脇の下など局所的な汗が集中する傾向があります。

一時的なストレスなら徐々に解消しますが、人によっては汗をかいて恥ずかしい思いをしたことがトラウマとなり、それがストレスの元となり長期間続く人もいます。

ストレスを取り除くことはもちろんのこと、汗によるトラブルを解消し汗をかくことに恐怖心を抱かないよう対処することが大切です。

アルミニウムが配合された制汗剤、病院でのボトックス注射、内服薬などの治療方法があります。症状が酷ければ医師に相談し、汗をかかないよう対処してみましょう。

3・食生活の乱れによる問題

辛いものや熱い食べ物を摂ると汗をかくように、発汗は食べ物にも大きく左右されています。コーヒーやたばこなどの刺激物も中枢神経に働きかけるといわれていますので、できるだけ避けることが大切です。

食事の中には汗を抑える効果が期待できるものもあります。大豆に含まれるイソフラボンを利用し女性ホルモンに働きかけたり、熱を奪う夏の食材もおすすめです。

キュウリなどのウリ科の食べ物、トマトやゴーヤなどもおすすめ食材です。夏の食材はカリウムが多く、おしっこの量が増えることで体から余分な熱を逃がしてくれます。

4・肥満

肥満で多汗症になる人がいますほかにも肥満で多汗症になる人がいます。

体に多くの脂肪を蓄積していると、体内に熱を溜め込みやすいため、汗をかいて体温を下げようとします。皮下脂肪は一種の保温材のような働きをし、熱を逃がさないようにしているのです。そのため気温の高さや運動などにより直ぐに汗をかいてしまいます。

体重が極端に増えてしまったなら、食生活を改善させ少しでも体重を減らす努力をしましょう。

また、一見太っていないのに汗をかくなら、内蔵型肥満も疑うことです。痩せていてもウエストサイズが大きい人は、思ったより体内に熱を溜め込んでいます。

予防はバランスの良い食事、そして有酸素運動です。内蔵型肥満の方は比較的効果も現われやすく、これらの方法で改善することができます。

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