効率的にダイエット☆自分の痩せ期は基礎体温と体重を記録することでわかる!
ダイエットするときには痩せ期を利用すると効果的だと言われています。痩せ期は体重が減りやすい時期で、これは黄体ホルモンの分泌と関係があります。一般的には黄体ホルモンの分泌が少なくなる生理前後から次の排卵日までが痩せ期と言われています。正確な時期は基礎体温と体重を毎日測ることで知ることができます。
痩せ期って本当にあるの?
普段と同じ生活をしていても体重が500gから1kgほどガクンと落ちる時期があります。それが痩せ期と呼ばれる期間です。
ダイエットをするときにこの時期を利用すると少しの我慢で最大の効果が得られるので挫折が少なく、ダイエットのモチベーションが維持しやすいと言われています。
生理周期と痩せ期
この痩せ期は生理周期と深い関わりがあります。それは生理がホルモンバランスによってできているからです。
女性ホルモンにはエストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンとプロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンの2種類があり、これらが交互に優位になることで排卵と生理をコントロールしています。
痩せ期は黄体ホルモンの分泌が少ない時期
黄体ホルモンは通称ブスホルモンと呼ばれ、この黄体ホルモンが分泌されている時期は痩せにくく、むくみやすい時期で少しでも多く食べ過ぎるとすぐに体脂肪になってしまうというダイエッターにとっては憎いホルモンです。
この黄体ホルモンは排卵日から徐々に分泌が多くなり、生理前後で減少します。そして、生理から次の排卵まで分泌が少なくなります。この黄体ホルモンの分泌が少ない時期こそ、ダイエットに適している痩せ期なのです。
自分の痩せ期を知る方法
痩せ期は人によって微妙に異なると言われています。
一般的に生理が終わるころに痩せ期がくることが多いと言われてますが、中には生理開始直後から痩せ期が始まる人や排卵日から数日が痩せ期という人もいます。そのため、自分の正確な痩せ期を知る必要があります。
痩せ期を確実に知る方法は基礎体温と体重を毎日測ることです。これにより、自分がどのタイミングで体重が減っているのかを知ることができます。
体重と生理周期を毎日測ることが望ましいですが、面倒な場合は3回分の生理周期だけでもよいので記録してみましょう。
普段とあまり変わらないのに、体重がガクンと落ちている時期があると思います。これが痩せやすい日です。痩せ期はこの痩せやすい日から数日間続きます。
痩せ期が人によって違うのはなぜ?
痩せ期が人によって微妙に異なるのは女性ホルモンの分泌パターンが人それぞれのためです。
痩せ期は基本的には黄体ホルモンの分泌が少ない時期ですが、さらに卵胞ホルモンとの兼ね合いも関係あると言われています。
そのため、排卵日前後に痩せ期がくる人もいれば、生理前後に痩せ期がくる人もいます。
ダイエットを効率的に行うために
痩せ期に気をつけたいこと
痩せ期は体から余計な水分や脂肪を排泄する働きが高まる時期です。この時期に食べ過ぎないこと、体を冷やさないこと、睡眠を十分にとることによって、ダイエット効果はさらに高くなります。
痩せ期は自然と食欲が低下することも多い時期なので、食事量をコントロールすることも難しいことではないでしょう。
太る時期は溜め込みに注意!
反対に黄体ホルモンが多く分泌される排卵日から生理までの期間は体に水分を溜め込みやすく、便秘になりやすい時期です。これらのことはそのまま肥満や肌荒れなどにつながります。
そのため、この時期は利尿作用の高いショウガ紅茶を飲むこと、便秘にならないために食物繊維の豊富な食事や大根おろしやヨーグルトなど便秘解消に効果があると言われる食品を多めに摂取するようにしましょう。