キレイ好きな女子必見!膣内洗浄ってした方がいいの?
キレイ好きな女子であれば、している方も多いという膣内洗浄ですが、これって本当に体に良いのでしょうか。一見、清潔を保つことができるように感じる膣内洗浄のメリットデメリットなどをまとめました。膣内洗浄を実際に行っている方、興味のある方、ぜひ参考にしてくださいね。
膣内洗浄って何??
膣内洗浄とは、薬局で販売している使い捨てのビデなどを使用して膣内を洗浄することを言います。
使い捨てのビデとは、手で簡単に押すことができる容器に精製水が入っていていノズルが付いている形をしています。ノズル部分を膣内に入れて容器を押すと、中にある精製水が出て、膣の中を洗うことができますよ。
「膣内ってウォシュレットのビデでは洗えないの?」と思われる方も多いようですが、ウォシュレットのビデは、外陰部を洗うものであって、膣内洗浄に使用することができません。
また、自分で膣内洗浄を行うことに不安な方は、産婦人科ですることも可能です。
膣内洗浄にはどんなメリットがあるの??
細菌の繁殖を防ぐ!!
膣内を洗浄することによって、膣内の細菌の繁殖を防ぐことができます。
生理が終了する時に使用し、生理期間を短縮
生理が終わりかけの時に使用すると、残留経血を早期に洗い流すことができ、生理期間を短縮することができます。
生理期間を短縮すれば、ナプキンを長期間使うことによって起こるかぶれなども防ぐことが可能です。
膣内洗浄には以上のようなメリットがありますが、実はデメリットもあるんです!!
膣内洗浄のデメリット
抵抗力が弱まる!!
実は、膣内は常に乳酸菌で酸性に保たれていて、雑菌が入り込むのを自分で防いでいます。そのような場所をわざわざ洗うと、もともとある抵抗力が弱まり、膣炎の他に骨髄炎症疾患のリスクも高まります。
また、膣内洗浄を行い過ぎると、膣の常在菌を全て洗い流してしまい、違う感染症を引き起こす可能性も高くなります。
膣内洗浄を頻繁に行うと、感染症やカンジダになりやすくなるという報告もあるようです。やり過ぎは禁物ですね。
膣内洗浄はなるべく行わない方が良い!!
膣内洗浄は、できればあまり行わない方が良いでしょう。なぜなら、膣内にはきちんとした自浄作用があり、おりものの分泌によってpHのバランスを調整したり、膣内を清潔に保っているからです。
そのため、膣内洗浄を機械的に行ってしまうと、その自浄作用を邪魔することになってしまいます。
膣内は、できるだけ自浄作用に任せて、外側をお風呂で優しく洗浄する程度にしましょうね。そうするだけで、女性の体は、清潔に保つことができますよ。
膣内洗浄で避妊できるって本当??
「膣内洗浄をすれば避妊できる」と思っている方も多くいるようですが、答えは「NO」です。
精子は、射精するとすぐに子宮の奥の卵管に入ってしまいます。従って、セックスした後に膣内を洗浄しても完全に取り除くことはできません。
膣内洗浄すれば、避妊できるというような話は、絶対に信じないようにしましょう。
それでも膣内洗浄をしたい時は??
プールや海の後、おりものがやたら多かったり汚れが気になる時など、デメリットを知りつつも一度膣内洗浄をしたいという方は、病院で膣内洗浄を受けるようにしましょう。
金額は、3000~4000円で受けることができます。自己流でケアするよりも、専門家に診てもらった方が安心できますよ。
特に、生理痛がひどい方は絶対に自分で行わず、必ず病院で医師と相談して安全な方法で行うようにしましょう。
自分で膣内洗浄を行い、少しでもおかしいと感じたら、絶対にすぐ産婦人科を受診するようにして下さいね。
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