トマトジュースでメタボ改善!トマトジュースにはすごい効果があった!
ダイエット効果があるとして話題のトマトですが、メタボ改善も期待できます。生のトマトを食べるよりも、トマトジュースを飲む方が吸収されやすく、効率的と言えます。今回は、トマトジュースでメタボを改善できる理由や、より効果的な飲み方などについて説明していきます。
トマトジュースがメタボ改善に良い理由とは?
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型の肥満だけでなく、高血圧や高血糖、脂質異常などの症状も合わせて2つ以上発症している状態のことです。メタボになると動脈硬化が進行し、心臓病や脳卒中などのリスクを高めます。
トマトジュースがメタボ改善に効果的と言われる理由は4つあります。
1つ目は、血中の脂肪増加を抑える働きがあることです。これにより、中性脂肪が減少するのです。
2つ目は、エネルギー代謝を向上させ、脂肪を燃焼させる効果です。これは、トマトに含まれるリコピンによるものです。
3つ目は、インスリンの働きを助け、血糖値を低下させることです。
そして4つ目は、トマトに豊富に含まれているカリウムにより血圧が下がるということです。
生のトマトよりも、トマトジュースの方が品質が安定していると言えます。生のトマトは栽培時期や場所、品種によって栄養分にムラがありますし、値段も味も違います。
それに対してトマトジュースは、旬の時期に収穫された栄養価の高いトマトが使われていますし、味も同じなので、いつでも安心して飲むことができます。
メタボ改善のためには、高血糖、高血圧、脂質異常という症状に対応しながら、内臓脂肪という根源をなくすことが必要です。これら全てに改善の効果があるトマトジュースは、メタボ改善にとても役立つものだと言えそうです。
メタボ改善に効果的なトマトジュースの飲み方のポイント
トマトジュースでメタボ改善のための効果を得るには、1日に600cc必要です。
かなり多いように見えますが、生のトマトであれば1日に6個も必要だということなので、それよりは現実的です。コップ1杯で大体200ccなので、600ccなら毎食1杯ずつ飲めば良いわけです。メタボ改善のためには3食の食事にトマトジュースを1杯ずつ付け加えましょう。
メタボ改善にはトマトジュースは夜に飲むのが良いとも言われています。トマトの有効成分が睡眠中に作用し、寝ている間の脂肪燃焼を促すのです。とは言っても、600ccを夜に一気に飲むというのも考えものです。生活スタイルに合わせて飲みやすいペースを作ってください。
思い出した時にだけ飲むというのでは効果はありません。トマトジュースでメタボ改善を期待するなら、最低3か月は続けましょう。できれば、半年以上は続けてください。
内臓脂肪も長い年月をかけて蓄積したのです。それを改善するのに、短期間というわけにはいきません。ある程度の長期間、トマトジュースを毎日続けてメタボを改善していきましょう。
トマトジュースを飲む時の工夫と注意点
トマトジュースでメタボを改善することに興味があるけれど、トマトやトマトジュースが苦手、という方もいると思います。また、毎日飲んでいると味に飽きてしまうということもありますよね。
そういう場合は、飲み方を工夫しましょう。レモンや蜂蜜を混ぜたり、牛乳やリンゴジュースなどで割っても飲みやすくなります。
また、トマトジュースは色々な料理に使うことができます。トマトソースやトマトスープなどはもちろん、カレーなどの煮込み料理も良いですし、最近では和食に使っても良いダシが出るとして注目されています。
トマトジュースには塩分が含まれているものもあります。塩分の取りすぎは、メタボの症状のひとつである高血圧を招いたり悪化させたりするので注意が必要です。味の好みもあると思いますが、トマトジュースでメタボ改善をはかる場合は、無塩のものを選ぶようにしてください。