もしかしたらあなたも…誰でもなりうるノイローゼという病気の症状・原因・対策法!
ノイローゼという言葉はよく使われると思いますが、本当の意味をしっかりと理解している方は少ないと思います。心の病気の一つであるノイローゼは、男女年齢関係なく誰にでもなりうる可能性のある病気です。症状や原因、ノイローゼにならないためにできる対策法や、なってしまった時の対処法についてまとめました!
ノイローゼっていったいどのような病気??
私たちはノイローゼという言葉を日常的によく使いますよね。このノイローゼは神経症という意味です。
神経症には、パニック症や強迫神経症、抑うつ神経症というものが含まれます。しっかりとそれぞれの病気の症状について知っておくと、自分がもしもノイローゼになってしまった時に早い対処ができますよ!
ノイローゼの症状にはどのようなものがあるの?
ノイローゼに含まれる代表的なパニック症と強迫神経症の症状についてご紹介します!
パニック症
パニック症は芸能人にもなっている人が多い病気の一つです。電車やバスに乗っているときや、家の外に一人でいるときなどに急に不安な気分に襲われ、過呼吸や激しい動機などの症状が現れます。
一度発作が現れてしまうと、次の機会に同じ場面に遭遇した時、また発作が現れるのではないかと不安になり、その不安が発作を引き起こすことがあります。
強迫神経症
自分自身で無駄なことわかっているにもかかわらず、不安感をぬぐいきれずにある行為を繰り返し行ってしまう病気です。
例として、洗浄強迫の場合は、何度手を洗っても手がまだ汚れていると思い、手を洗い続けてしまうというものです。
ノイローゼの原因となってしまうことって何?
ノイローゼの原因は不安やストレス!
日々の生活の中で私たちは様々な不安やストレスを抱えて生きています。
普段なら何ともないことでもちょっとしたきっかけで大きなって心の負担になってしまったり、大きな環境の変化や対人関係の問題による不安やストレスがノイローゼを引き起こすこともあります。
つまり、ノイローゼはどんな人でもなってしまう可能性があるものだということです。
原因の特定が難しい分裂病などのほかの精神疾患と異なって、原因となるストレスや不安の特定ができるということがノイローゼの特徴です。
ノイローゼは誰にでもなる可能性があるものですが、特になりやすいといわれている人の特徴があります。たとえば、引っ込み思案な人、自己中心的な人などです。
自分が当てはまるなと感じたら、日ごろからストレスや不安をため込まないような対策を行っておくことが必要です。
ノイローゼにならないためには??
ノイローゼになる前に自分でできる対策方法!
ノイローゼにならないためには、ストレスや不安を自分の中に溜め込まないことが大切です。
ストレスや不安をため込んでしまう人の特徴として、誰にも相談しなかったり、ストレスや不安を感じることについていつまでも考えてしまうというものがあります。
この特徴をなくすために、日ごろから悩みを相談できる相手や気分転換ができる趣味などを見つけておくことが大切です!
もしもなってしまったらどうすればいいの?
もしも自分の様子がおかしい、周りの人の様子がおかしいと思ったらすぐに精神科の医師に相談をするようにしてください。
ノイローゼなどの神経症の治療には、実際にストレスや不安を感じる場面に接することによって、その場面に慣れていく治療法が行われたり、薬物療法やカウンセリングなど、患者一人一人に合わせた治療法が行われます。