なんだか気が重い・やる気が出ない…女性に多い冬のプチうつの原因や予防・解消法!
冬になるとなんだか憂鬱になることが多くなりますよね。これは寒さのせいだと思っている方多いと思いますが、実際は軽いうつ病にかかっているからなんです。いつの間にか心の病気にかかってしまっているなんて怖いですよね。冬のプチうつの原因や症状、なってしまったときに使える対処法についてまとめました。
女性に多い・・冬のプチうつの原因とは・・・!?
最近多いプチうつって??
プチうつというのは、うつ病に比べると症状が軽い軽度のうつ病のことを言います。今回は特に冬場になることの多い冬のプチうつについてのまとめです。
うつ病が増える中で、冬場に限ってのみうつっぽくなる方が増えています。主な症状としては、とくに理由もなく気分が沈んでしまったり、やる気が起きなかったり、笑うことができなくなったり、イライラしやすくなったりなどです。
このような症状が現れた場合にはプチうつを疑ったほうがいいかもしれません。
この冬のプチうつの原因として一番考えられているのは、日照時間の減少によるものです。よく天気によって気分が変わるといいますが、これは本当の話で、太陽の光と私たちの心の健康には密接な関係があります。
冬になると、日も短くなる上に、雲りがちな天気も増えます。さらに寒さから家の中に引きこもることも多くなり、ますます光を浴びなくなっていきます。
冬場は行事も多いので、その疲れと重なりプチうつを発症してしまうのです。
冬のプチうつにならないためにできること
うつになるかならないかは光の影響が大きい!
心理学の分野でも冬季うつには光療法が使われています!
光と心には深い関係があると書きましたが、実際に心理療法の分野においても光を使った療法が用いられています。冬季のうつに関しては、薬よりも効果があるといわれています。
具体的な光療法の行われ方ご紹介します。一般的に光療法は午前中から夕方にかけて行われることが多いです。
日の光を浴びることができると考えられる時間帯に光を浴び、体内のリズムを安定させます。この時に浴びる光は、2500ルクスから10000ルクスの強さのものを使用します。
この強さの光によって脳の中のセロトニンという物質が増え、脳の働きが活発になり、ホルモンの分泌のタイミングや量などがうまく調整できるようになるといわれています。
日ごろから引きこもらずに、きちんと外に出て光を浴び、規則正しい生活を心がけることが大切です。
心の問題を抱え込まない体づくりをする!
食生活を見直すことが大切です!
普段の食生活を見直して健康的な食事をすることが、心の病気の予防につながります。
心の病気に効くと最近よく言われているのが、ビタミンDです。このビタミンDは私たちが太陽の光を浴びることによって体の中で作られている栄養素です。このビタミンDを食生活に積極的に取り入れることで日の光を浴びた効果と同じような効果が得られる可能性があります。
ビタミンDを含む食材の例としては、しらす干し、サーモン、サバ、いくらなどの魚介類に多く含まれています。これからの食事に取り入れてみてください!
もしも冬のプチうつになってしまったら・・!?
とにかくストレスを溜めないことと気分転換が大切!
とにかく暗い気分にならないために行動することが大切です。映画をみたり、買い物をしたり、おいしいものを食べたりなどして気分転換をすることが大切です。友人に相談するなど言葉にして吐き出すことも効果的です。
あまりにも症状が重くつらい場合には、精神科を受診するのも1つの方法です。冬場のうつは一度なると毎年繰り返してしまうことが多いので、早めに治してしまうことが大切です。