パーソナルスペースのことを知って、人間関係のストレスを軽減しよう

パーソナルスペースのことを知って、人間関係のストレスを軽減しよう

あなたの周りに、なんとなく生理的に受け付けないという人いませんか?もしかしたらそれ、「パーソナルスペース」が関係しているかもしれません。最近、パーソナルスペースを活用した恋愛術というのも耳にしますがパーソナルスペースとは何でしょうか?

普段はあまりパーソナルスペースを意識して生活していないかもしれません。

しかし、デリカシーとかエチケットと言った言葉には、実はこのパーソナルスペースの捉え方が含まれていたりするものです。

嫌われている人の場合は、このパーソナルスペースが上手に使えていなかったりしています。また、なんとなく生理的に受け付けない人の中には、パーソナルスペースが原因となっていることもあるものです。

パーソナルスペースとはこういうものだ

パーソナルスペースとはこういうものだ

パーソナルスペースとは、不快に感じる他人との距離感・空間のことを言います。

どこまで他人が自分に近づくことを許せるか、つまり自分の心理的な縄張りを意味していて、私たちはこれを常に持ち歩いています。

ここを超えて侵入して来られると、不快感や嫌悪感を感じてそこから逃げたくなる場合と、逆に親しさや恋愛感情などの好意の現れと思う場合の、ふたつの感情があるから人間とは不思議なものです。

このように相手によって違う上に、民族や育った環境、その人の性格によっても個人差があるのでちょっと厄介なものです。

空間の広がりと心理の関係

しかも男性と女性では、パーソナルスペースの形も広さも違うとされています。

一般的には女性よりも男性の方が広く、女性は自分を中心に円形、男性は前方に長い楕円形と言われています。この円の重なりの違いを利用して、恋愛に役立てることもできます。

好きな人が近づいてくるだけでドキドキしたことはありませんか? また、逆に嫌いな人が近づいてくるだけで違ったドキドキを感じたことはありませんか? どちらもパーソナルスペースによるものです。

好きな人になるとパーソナルスペースは狭くなり近づいても平気ですが、知らない人や嫌いな人になるとパーソナルスペースはとたんに広くなります。

満員電車やエレベーターでの感情が後者によるもので、なんとか逃れたいと上の方をみたり、姿勢を変えたりします。

空間の広がりと心理の関係

侵入されるとストレスに感じる

ここで、自分を振り返ってみましょう。

もし、自分はパーソナルスペースが広い方だと思う方は、警戒心が強かったり、他人の視線が気になったりと、人と接することが少し苦手ではありませんか? 「壁がある」「話しかけにくい」と言われたりすることがあるかもしれません。

反対に、どちらかというとパーソナルスペースが狭い人は、親しみやすく、自然と人が集まってきます。

このように、他人が心地よい距離感を保つことが自然にできる人は良いのですが、パーソナルスペースの関係でストレスを感じてしまう方も多いものです。

侵入されるとストレスに感じる

逆に、知らない間に自分が侵入していることも

先ほど、男女で違いがあると話しましたが、気をつけないと知らない間に男性に勘違いさせてしまうケースもあります。

自分は普通の距離感での会話だと思っていても、男性は「こんなに近づいてくれるなんて自分に好意があるのかな?」と勘違いしてしまうことも。勘違いで済めば良いのですが、ストーカーに発展していまうことも考えられます。

このようにコミュニケーションとパーソナルスペースは切っても切れない関係にあることを覚えておきましょう。

ストレスを軽減するアイデア

パーソナルスペースへの不法侵入者、職場や学校にいませんか?

その場合の対処法としては、自分からパーソナルスペースを守ることが第一段階です。雰囲気で壁を作ったり、近づいて会話してくる人にはマスクをして防御するのもおすすめです。

それでもそのような人は容易に侵入してくるでしょうし、席が近いなど物理的にスペースを保つことが難しい場合もあります。

その時は自分の好きなもの、例えば大好きな人の待ち受け、ペットの写真、ぬいぐるみなどの置物などを持ち込んで、心理的なパーソナルスペースを確保する手があります。

物理的に確保できないパーソナルスペースは、意識の広がりを感じることで心理的な空間を確保する。これ、ぜひ試してみて下さい。

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