奇跡と呼ばれるフルーツを使った、アロニアダイエットとは?
アロニアというフルーツをご存知ですか?ブルーベリーに良く似た、ベリー系のバラ科のフルーツで、寒さに強いのが特徴です。アロニアには、内臓脂肪を燃焼させる働きがあることがわかり、ダイエット食材としても注目されています。アロニアダイエットとは、どのようなものなのでしょう。
アロニアってどんなフルーツ?
ブルーベリーに似た、寒さに強いフルーツ。
アロニアと聞いて、そのフルーツを思い浮かべることができる人は多くないでしょう。
アロニアは北米が原産とされる寒さに強いフルーツで、北米の他、ロシアなどの寒い地域でも生産されており、日本では北海道や岩手県、長野県などで作られています。
このアロニアにはポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれていますが、このアントシアニンのダイエット効果が注目されているのです。
ダイエット効果をもたらすアントシアニン。
ブルーベリーなどに含まれるポリフェノールの抗酸化作用は広く知られているところですが、アロニアのポリフェノール含有量はブルーベリーの2倍以上とも言われ、特にポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富です。
このアントシアニンは眼精疲労に効果があることで知られていますが、内臓脂肪を燃焼する効果があることもわかり、ダイエット向きの食材として取り上げられることが多くなりました。
アントシアニンには、脂肪の合成や、内蔵脂肪及び血液中の脂肪の蓄積を抑えるとともに、血糖値の上昇も抑える働きがあるといいます。
運動不足や筋力の低下、ホルモンの影響などで、簡単に痩せることができないどころか太りやすくなってしまった大人の女性は、積極的に摂るようにしたいですね。
アロニアダイエットとは、どのようなもの?
アロニアをどうやって摂る?
見た目はブルーベリーに似ていますが、アロニアを生で食べようとすると渋みと苦みが強すぎてちょっと食べにくいかもしれません。
アロニアは熱を加えたり冷凍をしても含まれる成分は壊れにくいので、ジャムやジュースにして摂るようにすると言いでしょう。
アロニアが手に入ったら少し多めにジャムを作っておくと、毎日ヨーグルトに入れたり、パンケーキにつけたりして食べることができます。毎日食べる量としては、スプーン2~3杯くらいがいいでしょう。
また、冷凍したアロニアは、他の野菜や果物と一緒にスムージーにしてみると飲みやすくなります。
もっと手軽にアロニアを摂りたいという人には、アロニアの成分を含んだサプリメントがありますから、そちらを摂るようにしてもいいですね。
効能は、内臓脂肪燃焼だけではない。
アロニアを摂ることで得ることができるのは、内臓脂肪の燃焼効果だけではありません。
アロニアには、バナナの6倍とも言われる食物繊維が含まれていることから、腸の働きを活発にし、便秘の解消にも役立ちます。腸の調子がよくなるということは、お肌のトラブルの解消にもつながる嬉しい効果ですね。
またアントシアニンには、抗酸化作用が強く、細胞の老化を促す活性酸素を除去するアンチエイジング効果もありますから、しわやたるみなどを防いで、美肌を保つのにも一役買ってくれます。
ポリフェノールがシミやソバカスの原因となるメラニン色素の生成を抑えてくれるために、美白効果も期待できます。
美容面だけでなく、健康面においても、アロニアを摂ることで、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす効果や、動脈硬化や脳梗塞、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防になることもわかっています。