満足な出産を迎えるために知っておきたい気になる妊娠中の仕事は?いつまで働ける?
仕事を持つ女性に妊娠がわかったらまず真っ先に頭によぎるのは、仕事の事ではないでしょうか?女性である限り必ずその可能性は”0”ではありません。妊娠中の仕事は,どの差し支えないのでしょうか?身重でいつまで働く事ができるのでしょうか?
妊娠中の仕事で心配な事をチェック!
最近は「女性の社会進出」で働く女性が増え、責任ある立場で働く女性も増えて、そうなると働く妊婦さんも多くなりますね。
妊娠して働くのはすごくタイヘン! また日々体は変わっていきます。マタニティ生活と仕事の両立を目指すにはどうしたらいいのでしょうか?
職場や同僚の理解を得た上で、妊婦生活を幸せなものにしたいものです。ストレスなく、円滑に妊娠生活を過ごす上で注意したい事をチェックしましょう。
妊娠が分かったら?
妊娠が分かったら真っ先にしなくてはいけないこと・・・それは、社会人として当たり前のことですが、「ほう・れん・そう」。報告・連絡・相談です。
職場の体質によって、妊娠・出産に対してネガティブに取られる場合もありますが、大事な赤ちゃんを守るためには必要最低限のことです。
逆にしっかりとそういう手順をしっかり踏む事によって、この先の妊娠生活を心置きなく過ごす事になるのです。産休・育休などのスケジュールも早めに決めて伝えましょう。
妊娠したことを会社に報告する場合、おさえておきたいポイントですが、出産の予定日や出産後働く意思の有無、育児休暇の期間などを報告します。
また、働く職場環境にも気を配りましょう。
・職場のタバコの煙
・休憩時間はゆっくりと(できれば横になる)
・体を冷やさない
・トイレは我慢しない・・・
など、体第一に・・・いえ、お腹の赤ちゃんを第一に考えてください。
母子手帳は常に携帯しましょう
仕事に行くとなると、いくつか注意しなければいけないことがあります。
一つ目にバスや電車など公共交通機関を利用の際、ラッシュ時を避けて余裕を持って出勤しましょう。または、フレックスタイムを利用できるといいですね。
また、次に自転車やバイクでの通勤は避けましょう。これは転倒のリスクがあるため。車通勤も運転中なにが起こるかわからないので、避けたほうが無難だと思います。
また、オフィスでも注意が必要。オフィスは冷房が強い傾向が。冷え対策を怠らないことは必須です。
万が一、通勤中に何かあったときのための心得として、母子手帳と健康保険証は必携です。バッグもリュックタイプや肩掛けタイプで両手が使えるものが安心です。
妊婦さんは、念には念を入れても、しすぎるということはないのですよ。
ちなみに労働基準法の産休は
いわゆる「産休」は、産前休業を出産予定日の6週間前(多胎妊娠の場合には14週間前)から請求して取得できます。もし予定日よりも遅れて出産した場合でも、予定日から出産当日までの期間は産前休業に含まれます。
産後休業は出産の翌日から8週間になります。ただし産後6週間を経過後に、本人が請求し医師が認めた場合には、就業することができます。
では、いつまで働けますか?
結論から言うと、人によって全く違います!
どんなに体調管理をしていても、悪阻やお腹の張りや浮腫み等々の様々な妊娠してからの体調変化は、皆が同じ様に同じ程度に出るものでもなく、完全にコントロールしたり無くしたりできるものではありません。
体調さえ良ければ、特別負担がかかる業務でなければ、出産目前まで働く事が可能のです。
ただしそれも、パートナーの理解も得て、会社・上司・同僚の理解もあった上でのこと。いくら、こちらがやる気満々だったとしても、周りに理解がなければ、しんどいのはあなた自身です。
もしも、職場の理解が妊娠に対してネガティブな反応しかないならば、そこで立ち向かうというのもつらいですよね?
そんな時迷ったら、母体にとっても赤ちゃんにとっても一番安全な選択も考えましょう。万一仕事を辞めざるを得なくなったとしても、仕事に代わりはいても赤ちゃんにはあなたしかいないのですから…。
「限られた」マタニティライフを大いに楽しもう!
仕事をいつまで続けるか決めて、たとえば退職が決まったら後は2人の時間を楽しみたいですね。赤ちゃんが生まれたらなかなか2人きりの時間は取れません。
ママにとっても赤ちゃんが生まれるまでのモラトリアム期間は貴重です。今のうち、悔いのないように過ごしてくださいね。