健康だけじゃない!美容にアンチエイジング、さらにダイエットまで効果がある昆布水について
今、巷で話題沸騰の「昆布水」作り方は簡単なのに、驚くべき効果が沢山挙げられています。メタボ効果、健康向上はもちろん、美容やアンチエイジング、さらにはダイエットまで様々な効果があると言われている昆布水について調べてみました。簡単に作れて効果があるならぜひ試してみたいですね!
昆布水って?昆布水の作り方
昆布水はご家庭にある昆布で作れる簡単な水です。
だし用で市販されている昆布を10グラム、そして水を1リットル。この昆布を細かく切って、その後水を注いで一晩冷蔵庫で冷やします。最低3時間は昆布のうまみを引き出して下さい。
出来上がった昆布水は、そのまま飲んでも良いですし、スープやみそ汁、あるいは煮物用のだし汁などに使用してください。
また、一度出汁として漬けた昆布は、もう1リットル分は使えますので、捨てずに摂っておきましょう。最後に、使い終わった昆布は、そのまま食べても、煮物と一緒に煮ても良いです。
捨てる事がないところも、昆布水の魅力ですね。
何に効果があるの?昆布水について
昆布には、色々な栄養成分が含まれています。今回は、この栄養成分がどういった効果があるのかを調べていきましょう。
昆布に含まれるネバネバ成分「フコダイン」
昆布に含まれているフコダインという成分は、おくらなどにも含まれているいわゆるネバネバしている成分です。フコダイン自体は、食物繊維ですので、腸内の余分なものをからめ取って老廃物と一緒に体外に排出してくれる働きがあります。
また、このフコダイン自体はナチュラルキラー細胞といって、活性酸素の働きを抑制する効果があり、今注目を浴びています。
この活性酸素自体は、老化を早めたり、シミ、そばかすなどの皮膚の炎症、さらには細胞を癌化させたりしますが、そういった活性酸素を抑える効果があります。また、フコダイン自体は、保湿効果もあると言われています。
海藻の水分を保たせる効果がある「アルギン酸」
もうひとつ、昆布に多く含まれている成分として「アルギン酸」があります。
アルギン酸は、海藻のヌメリに含まれている成分で、海藻の水分をキープさせる効果があります。そのために、このアルギン酸は、肌の保湿力を高めることができます。ですから、肌の水分をキープさせるのに効果がある成分なのです。
その他にも、アルギン酸には、整腸作用、血糖値を抑える効果あったり、動脈硬化を防ぐ効果があると言われています。
ダイエット、アンチエイジング、そして美容に良い理由
海藻でも昆布には、これらの栄養素が多く含まれており、さらに水で抽出することで、より水分に栄養素が溶け出してくれるため、一番効率良く成分を取り入れることが出来ます。
また、水分として飲むだけではなく、スープやカレー、煮物やみそ汁などありとあらゆるものに使うことができるので、一日に多くの量を摂取することが出来るところも魅力です。
このように、昆布水には、活性酸素の動きを抑制する、あるいは活性酸素を取り除くことができるため、シミ・そばかす、あるいは細胞の老朽化などを抑制できます。また食物繊維も豊富ですから、体の外へ老廃物を出すことができます。保湿力が高まるところも、美肌には欠かせないポイントです。
ただし・・・気をつけよう!
昆布水は、このようにメリットだらけに感じることが出来ますが、実は、ヨウ素も多く含んでいます。このヨウ素は甲状腺に疾患がある方は、昆布水を摂取する量をきちんと考えておかなければなりません。