妊活中の人は気を付けて!大人風疹の症状と予防接種後の副作用・避妊期間とは?

妊活中の人は気を付けて!大人風疹の症状と予防接種後の副作用・避妊期間とは?

大人風疹が流行しています。妊娠初期に風疹に感染すると胎児へ影響すると言われていますので、妊活中のカップルは気を付けてください。こちらでは大人風疹の症状と予防接種後の副作用や避妊期間についてご紹介しますので、ご覧下さい。

大人でも罹る風疹とは? なぜ大人に大流行?

大人の風疹が流行、妊婦さんは気を付けたい

最近、大人の風疹が流行しています。少し前も妊婦さんが罹患して胎児に影響が出ると、ニュースなどで大きく取り上げられていました。大人風疹の症状と予防接種、とても気になりますよね。

大人が風疹に罹ると、お子さんとは違い、かなり重症化すると言われています。

風疹の特徴は発熱することと細かい発疹が出ることで、発疹は顔から始まって一気に全身へも広がります。

大人風疹の場合は、耳の後ろやリンパの辺りが腫れることもあり、痛みを伴う人もいます。さらに目が充血したり39度以上の高熱が出る人もいて、かなり辛い状態になります。

感染期間は発症する1週間くらい前から発症後の5日間くらいで、約2週間はみておいた方がいいと言われています。

なぜ、風疹が大人に大流行しているのでしょうか?

2006年4月生まれ以降のお子さんには風疹の定期接種が2回と定めらていますが、それ以前に生まれた人に対しては1回しか打たれていません。

風疹は、風疹ウイルスによって発症する感染症であり、現在流行している風疹においては、1回しかワクチンを打っていない人には効かないウイルスとされています。

つまり、現在流行中の風疹ウイルスに関しては、大人は抗体を持っていないことになり、罹患しやすいのです。

特に予防接種を受けた方がいい人

妊活の前に昭和54年4月以前に生まれた男性は一度予防接種の確認をしよう

現在流行中の風疹は、男性が最も罹りやすく、特に30代男性は女性の3倍と言われています。また、20代~40代の人も罹患しやすく、全体の8割を占めると言われていますので、大人世代は予防接種を打った方が良いことが分かります。

男性に罹患しやすい原因としては、昭和54年4月以前に生まれた男性については、風疹の予防接種自体定められていなかったためで、生まれて一度も風疹ワクチンを打ったことがなく、免疫を持たない人が多いからと考えられています。

また、大人世代で分かるように、これから妊娠したり、赤ちゃんを持つご夫婦の世代に罹りやすいということも分かります。

妊娠してから風疹に罹患すると胎児に心疾患や視覚・聴覚障害の出る恐れがあり、特に妊娠初期に風疹になると胎児へ影響する確率が高くなります。その為、妊活中の女性やそのご主人は、風疹ワクチンを打っておくことがオススメされています。

予防接種後の副作用や避妊が必要な期間は…要確認!

予防接種後の副作用や妊活中の方が受けた場合の避妊期間も気になりますよね。

副作用としては、発熱や発疹、咳や鼻水、嘔吐や下痢などで、人によってもさまざまですが、風邪に似た症状を発することがほとんどです。

妊活中の場合には、風疹ワクチンが生ワクチンなため、体内で増殖する期間は性交渉を避けた方が良い期間になります。

体内で増殖する期間は約1か月とされていますが、医療機関などではもう少し期間を開けた方が間違いないとしていますので、2か月くらい空ければ安心でしょう。

予防接種はどこで受けられる?値段は?

風疹の予防接種は、一般的な内科や小児科で受けられます。予防接種を受け付けている病院であればどこでも可能です。

お子さんと一緒に接種する場合、小児科でも打ってもらえることがあります。事前に小児科医に相談しても良いので、お子さんのかかりつけ医がいる方はその先生に聞いてみると良いでしょう。

大人が風疹のワクチンを接種する場合には、基本的には自費になります。ただし、町田市など自治体によっては助成金を出しているところもあるので、お住まいの地域でそのような制度があるかどうか確認してみると良いでしょう。

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