私の話し方聞き取りにくい?滑舌を良くすると印象や評価が変わります。
滑舌を良くするためには丁寧に発話することと舌と口周りの筋肉を鍛えることが大切です。とくに口周りの筋肉をあまり使わずに話す癖がついているとはっきりと発話することができなかったり、特定の行や段が言いにくいなどの問題が出やすくなります。基本的にはゆっくりと大きく口を開ける練習することで改善が期待できます。
滑舌を良くするだけで印象や評価は変わる!
滑舌が悪いと話しをして相手に聞き取ってもらえず、何度も聞き返されることがあります。また、真面目な場面で言葉をかんでしまうと信頼できない印象を与えかねません。
このように滑舌が悪いことはコミュニケーションをとる上で不利になったり、評価を下げられたり、信頼できないと思われる可能性もあります。
そのため、滑舌が悪いと感じたら、早めに滑舌をよくするようにしましょう。
滑舌が悪いのは舌が長いから?
滑舌は舌の長さや口内の構造に原因があると言われることも多いですが、それよりも正しい発音の仕方や筋肉の使い方ができていないことの方がより大きな障害となっています。
正しい発音とは一音ずつ丁寧に発話すること
正しい発音の仕方と言ってもアナウンサーのような話し方ではなく、丁寧に発話することが大切です。一音一音を意識して、そしてゆっくり話すことも大切です。
意外かもしれませんが、ゆっくり話すことは人の注意を引きやすく、また信頼できる人物と思われるという利点があります。自信をもって堂々と話すことでよりこのような良い効果は得られやすくなります。
ただ、欠点として長く話すと相手を退屈させてしまったり、イラつかせる原因になるので、発言は短くまとめた内容を簡潔に伝えることを心がけましょう。
舌や口の周りの筋肉を鍛えることが大切
滑舌を効果的に良くする方法としては、舌や口周りの筋肉を鍛えることも有効です。その方法はまず、口周りのマッサージから行います。
口の中に親指を入れて頬を内側からほぐし、そして舌を掴んでひっぱるようにほぐしてあげましょう。十分にほぐすことができたら、次は大きく口を開けてゆっくりと早口言葉を練習します。
早口言葉は早く言わないと効果がないのでは? と思うかもしれませんが、苦手な早口言葉は大きな口を開けて何度か行っていると徐々に口の筋肉が鍛えられて、普通の速度からやや早い速度で言えるようになります。
特定の行がうまく言えない場合には
特定の行がうまく言えないような滑舌の悪い場合でもこの方法は有効です。
もしも「た行」が苦手なら「た、て、ち、つ、て、と、た、と」、「ら行」が言いにくい場合には「ら、れ、り、る、れ、ろ、ら、ろ」と口を大きくあげて、大げさに一音一音を出し、音を出すための筋肉を刺激してあげましょう。
1日10分程度の練習でも1週間程度で効果を実感できると思います。
大きく口を開ける練習だけでも効果は上がる
とくに滑舌がよくない人は、口を大きく開けて言葉を発音することが苦手な人が多いようです。
これは舌の問題だけでなく、表情筋に問題がある場合があります。このような場合には割り箸を横向きに加えて、口を横に開く練習を行いましょう。
小さなことから大きく口を開けずに話す癖がついていると最初は難しく感じるかもしれませんが、とくに「あの段」や「いの段」、そして「えの段」を中心に口を開けて発音する練習を行うことで、比較的短期間に改善する可能性があります。
練習後に筋肉痛になったら滑舌の改善は目前!
一日10分から30分行って次の日までに顔の筋肉が筋肉痛になったら、これまで口の周辺の筋肉を適切に動かしていなかったということになります。
そのため、筋肉痛になったのなら、練習を続けることでかなり高い効果が期待できます。