やっぱり安心♡石鹸ハンドメイド 美容効果大の“はちみつ石鹸の作り方”
成分表記とにらめっこしながら洗顔料選び、けっこう面倒ですよね。でも、安心で良いものを使いたいと思ったらと値段もお高めです。石鹸は、実は自分で作れます。一度作れば半年はもつので、コスパ的にも◎。こちらでは美容効果も期待できるはちみつ石鹸の作り方をお話します。
洗顔料を選ぶ時は、どんな成分が使われているのか、とても気になりますよね。でも、毎回成分表とにらめっこしながら選ぶのは、けっこう面倒だと思います。
良質な石鹸は値段が張るので、そんな時は自分で作ってみてはいかがでしょうか? 贅沢で質のよい石鹸は、ハンドメイドならではです。
こちらでは、はちみつ石鹸の作り方をご説明します。一度作れば半年はもつので、コスパ的にも悪くないと思いますよ。
はちみつ石鹸の作り方
ハンドメイド石鹸の特徴とはちみつ石鹸の美容効果
基本的に、ハンドメイド石鹸はオリーブオイルを使用します。これをキャスティール石鹸と言います。
キャスティール石鹸は、洗い上がりがしっとりするため、お肌が乾燥気味の人に向いています。溶け落ちやすいため、やや扱いにくいと感じる人もいますが、石鹸=サッパリし過ぎというイメージとは全く違います。
はちみつ石鹸とは、このキャスティール石鹸にはちみつを加えたもののことを言います。
はちみつには、ビタミンB群や葉酸、カリウムなど栄養がいくつも詰まっています。お肌の保湿に優れていて、抗菌や消炎作用からニキビや肌荒れにも効きます。
また、ビタミンB群に酸化を防ぐ働きがあるため、エイジングケアにも使えます。
基本の石鹸にはちみつを加えるだけなので、手間はかかりません。美容効果が大いに期待できるため、加えない手はないと思いますよ。
材料・用意するもの
<材料>
オリーブオイル370グラム
苛性ソーダ45グラム
精製水60グラム
はちみつ大さじ0.5
はちみつを溶かす湯50ml
<用意するもの>
はかり、紙コップ、湯せんに使うなべ、温度計2本、耐熱(計量)カップ2個、ボウル2個、泡だて器、スプーン、ゴムベラ、空の牛乳パック、段ボールなど保温性のある入れ物、マスク、ビニール製手袋
作り方
①はちみつをお湯で溶かしてよく混ぜます。
②はかりの上に耐熱カップを乗せ、苛性ソーダを量ったら、紙カップで精製水、耐熱カップでオイルをそれぞれ計量します。苛性ソーダの中に①を入れてよく混ぜたら、精製水を入れてスプーンで混ぜます。化学反応で水温が上がるため、温度計を入れて38度~42度になるまで待ちます。
③耐熱カップに入っているオイルを湯せんにかけて温度計を使い、40度になるまで温めます。ボウルに入れて、冷めた苛性ソーダ水を少しずつ加えていきます。
④ボウルの底に泡だて器を付けたまま、約20分混ぜます。
⑤ゴムベラで生地を牛乳パックに流し入れます。段ボールなど保温性のあるものの中に牛乳パックを入れてしばらく寝かせます。(4、5日くらい)
⑥牛乳パックから出して2日程度乾燥させたら、好みのサイズに切り分けます。
⑦日の当たらない場所に置いて4週間熟成させたら完成です。
石鹸を作る時の注意点
オリーブオイルは、EXヴァージンよりピュアの方がいいと思います。
EXヴァージンの方が高級品ですが、出来上がりにほとんど差がありません。それにEXヴァージンは酸化しやすいので、石鹸のもちも悪くなります。
また、作業中は苛性ソーダの扱いに気を付けてください。目に入らないよう、眼鏡を付けて作業するのもおすすめです。
作業スペースに新聞紙などを敷いて、汚れても片付けがしやすいようにしておくこともポイントですよ。