セックスレスの原因は心理的なもの?それとも単なる加齢?もしかして睡眠や食事が原因なのかも?
セックスレスの原因は数多くあり、一説には夫婦の数だけ原因があるとも言われます。他人に気軽に相談できない内容のだけに1人で抱え込むことも多くなりがちです。専門家に相談したり、睡眠状態や食事に気をつけるなど健康力を上げることで解決する場合もあります。
セックスレスの原因
セックスレスの原因は男性だけにあるものでも、女性だけにあるものでもありません。どちらにも原因があるものです。その原因は心理的問題から肉体的、あるいは社会的な問題もあるかも知れません。
今回はセックスレスの原因を男女にわけるのではなく、男女共通にみられるセックスレスの原因を考えていきます。
セックスレスは異常?
まずはセックスに対する認識が夫婦で一致させることが大切です。具体的には夫婦ならセックスをするのは普通のことですが、しないからといって異常というわけではありません。
夫婦にはそれぞれの形があり、お互いにセックスレスを納得していれば問題になることもありません。
しかし、どちらかがセックスを望んでいるのに満たされないという場合には、セックス以外の夫婦生活にも亀裂が生じることにもなりかねないので注意が必要です。
セックスに抵抗感や嫌悪感を感じる場合
セックスレスの原因がセックスへの抵抗感や嫌悪感にある場合にはカウンセリングがもっとも効果的です。
日本ではあまりカウンセリングに通うことに良いイメージがないものですが、夫婦間の問題や話しにくい内容ほど、専門家に聞いてもらうことがもっとも有効です。
人に話すことで気持ちが整理されたり、新たな考え方が得られる可能もあるので、一度近くのカウンセリングを受けてみましょう。
セックスレスの多様な解決法
出産後にセックスレスになる人の場合には、相手とセックスをすることに抵抗感や嫌悪感を感じることがあります。
これはセックス相手から家族としての愛情に変わってしまったり、相手に性的な魅力を感じにくくなることで起こる感情で、珍しいことではありません。
解決法はケースバイケースで、寝室を別にして距離を置く方法が効果的な場合もあれば、一緒にお風呂に入るなどして接触を増やすことでセックスが復活することもあります。
セックスする体力がない
セックスに前向きになれないわけではないけれど、セックスする時間があるのなら、ゆっくり寝ていたい、休みたいというのは男女ともに多い理由です。
毎日の家事や仕事で精一杯頑張りすぎると夜にお互いが満足できるセックスをするのが億劫に感じることもあるでしょう。
仕事や家事で疲れるのは当たり前かも知れませんが、その疲労が数ヶ月にも渡って続くのなら生活を見なす必要があります。
また、日常生活はほとんど変わってないのにセックスへの意欲が薄れてしまった場合は単純に加齢の問題と片付けるのではなく食生活の改善が必要な場合もあります。
体力の回復ができないのは睡眠の質のせいかも?
休日にしっかり休んでも体力が回復しない場合には睡眠の質が低下している場合があります。
寝起きから気分がすぐれない日が数週間以上続くようなら睡眠外来へ相談してみましょう。
消化力が衰えたときには発酵食品や天日干しの食品が◎
食事量が減ったり、油っぽいものが食べられなくなってくると性欲も減退するものです。そのような時期になったら、食事量ではなく食事の質にこだわることが大切です。
具体的には毎日の食事に、漬け物や納豆などの発酵食品を取り入れたり、干した食品を取り入れます。最近は日光の下で干したものでなく乾燥機を使って作られた梅干しや干物、干し納豆などが販売されていますが、体力や消化力が低下しているときこそ、人工的なものでなく、天日で干された食品を食べるようにしましょう。
天日で干された食べ物は水分が抜けてかさが小さくなりますが、栄養価は非常に高く、また消化への負担も生や焼いて食べるよりも少なくてすみます。
慢性疲労や原因不明の体調不良が続くときは
食事や睡眠を十分にとっているのに慢性疲労や原因不明の体調不良が続き、そのためにセックスをする気分や気力がわかないというときには何かの病気が隠れている可能性もあります。
早めに人間ドッグで検査をしてみましょう。もしもこれといって不調の原因がない場合には遅延性食品アレルギーを疑ってみましょう。
遅延性食品アレルギーは最近注目されている食物アレルギーで、原因不明の体調不良の正体であることも多いようです。
健康的な生活をしているのに疲れが取れないときは要注意
とくに健康的な食生活を送っているにも関わらず、体調がすっきりしない、という人に多く見られるもので、健康に良いからと毎日摂取している食品の中にアレルギー食品があることが多いようです。
症状としては慢性疲労やうつ、気力や性欲の減退、睡眠障害、短気などでいわゆる食品アレルギーの症状でないことも特徴です。
気になる症状が続くときには夫婦や家族で検査を受けることをおすすめします。
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