ブームになってから10年!今こそアボカドの美容効果をおさらいしよう!
美容食材としてアボカドが日本の女子に愛されてから早10年が経過しました。しかし、案外アボカドの美容効果を正しく知らない人も多いのではないでしょうか。アボカドはダイエットにも美肌にも良い食材なのです。アボカドの美容効果と、太らないアボカドの食べ方をお伝えします。
美味しくて栄養の優等生、アボカド
アボカドが女子の間で美味しくて健康や美容に良いと注目され日本で美容食材として取り入れられてから、10年余りの年月が経ちました。知ってるつもりのアボカドの美容効果をおさらいしてみましょう。
また、アボカドは太ると誤解している人が多いのですが、それは食べ方に問題があります。アボカドのお勧めの食べ方も併せてご紹介します。
アボカドの脂肪分
アボカドは「森のバター」と呼ばれ、20%もの脂肪分を含んでいます。
これが、太ると誤解されている理由の一つですが、アボカドの脂肪分はリノール酸やオレイン酸という不飽和脂肪酸を多く含んでいます。
脂肪は欠かせない栄養素で、近年は油で痩せるダイエットも流行中。アボカドの美容効果が改めて見直されています。
アボカドで健やか美肌
アボカドにはビタミンAが豊富です。ビタミンAは目の神経伝達を助けます。また、丈夫で健やかな肌や髪を守ります。免疫力を高め、がん予防にも役立つと言われています。
ビタミンAは脂溶性のビタミンなので、アボカドを食べれば理想的な形で体内に吸収することができます。
アボカドでアンチエイジング
ビタミンAのほかに、ビタミンEもアボカドに豊富なビタミンです。ビタミンEには抗酸化作用があり、アンチエイジングのビタミンともいわれています。
美容だけではなく、生活習慣病やがんの予防にも良いと考えられています。
アボカドはお通じにも良い
アボカドは実は果物としてはトップクラスの食物繊維を含んでいます。その量はなんとごぼうと同じくらい。アボカドを食べると腸のお掃除にもなるのです。
アボカドは太る?
アボカドの美容効果が高いことはわかりましたが、アボカドはそのカロリーの高さから「太る」といって避けられることもあります。
しかし、それは誤解です。食べ方を工夫すれば、アボカドはむしろダイエットに最適な食材なのです。
NG!こんなアボカドの食べ方は太る!
アボカドは良質な植物性の脂肪をたっぷり含んでいます。
アボカドの脂肪分であるオレイン酸はむしろ、脂肪燃焼率を上げ痩せやすい油なのですが、もったいない食べ方をしている人がいます。アボカドを脂肪分の多いステーキやハンバーグに乗せたり、たっぷりのマヨネーズで和えたりする食べ方です。
脂肪と脂肪をかけあわせ、わざわざ高カロリーにして食べているので太りやすくなります。
ヘルシーなアボカドの食べ方
カロリーオーバーにならずにアボカドの美容効果を満喫する食べ方は、いつも摂取している油を減らして、その分アボカドをプラスする食べ方です。
例えば、サラダ。アボカドの脂肪分を生かして、アボカド自体をディップにしたり、ノンオイルのドレッシングや、ごく少量のオリーブオイルでいただきます。
森のバターといわれているアボカドを、パンにつけるディップや、パスタソースの材料として使用するのもお勧めです。
定番のワサビ醤油で食べるアボカドのお刺身もヘルシーな食べ方のひとつです。