電化製品は安全?危険?電磁波の影響は30センチ離れるとほぼゼロになる!
電磁波の影響によって体調不良や病気の原因になることは科学的に確定されたことではありません。しかし人体になんらかの有害な作用があることを認める科学者は増えてきています。現代の生活で電磁波を防ぐことは困難です。ただし家庭内の電磁波は30センチ以上離れることで影響はほとんどゼロになることがわかっています。
電磁波の影響は本当にある?!
「電磁波は人体に悪影響を及ぼす」という説があります。
電磁波というのは交流電源の機器から出ているため、現代生活の様々なシーンで使用されています。例えば、電子レンジや携帯電話、エアコンなどが代表的なものですが、それ以外にも高圧的電流からも多大な電磁波が出ています。
そのため、もしもこれらの製品が人体に悪影響であるならば、その使用を制限する必要がありますが、実際にはそのような法的措置は取られていません。また、科学的な見解でも確固たる証拠がない、というのが総意のようです。
そのため、電磁波の人体への影響というのは非科学的、もしくは都市伝説であると主張する人もいます。
電磁波で病気になる確率が上がる?
このように電磁波の影響については不確定な部分が多いものですが、一方で電磁波を浴びることで小児白血病、小児筋肉腫瘍、小児脳腫瘍などの発生が1.5倍から3倍ほど増加するという研究結果もあります。このため家電製品などの使用に注意を呼びかける人たちもいます。
また、電磁波を浴びた食品は体内で消化することができないため、代謝機能を乱し、健康を損なうと指摘する人もいます。
例えば、電子レンジで加熱したたんぱく質の組成は自然界に存在しない形になることも知られています。そのため、ロシアでは電子レンジの使用を1970年代から法的に規制しています。
身の回りにある危険な家電
世界的に電磁波についてはあまり危険であることを公表されていませんが、実際に電化製品で体調不良にあったり、病気なるという事実は増えているようです。
しかし、現在、私たちの生活には便利な家電で溢れており、そのほとんど全てから電磁波はでています。例えば、電子レンジ、携帯電話などの他、蛍光灯や電気毛布、こたつ、パソコンやドライヤーなどです。
これらの製品を使わず生活している人を探すことの方が難しいでしょう。
電磁波の影響を減らす方法
とはいえ、電磁波の影響を過度に心配する必要はありません。なぜなら、これらの電磁波は距離が離れるとその影響も小さくなることがわかっているからです。
具体的には最も高い電磁波を出すIH電化器機や電子レンジであっても、30センチ以上離れることでその影響力はほぼゼロになります。
つまり日常的な家電である場合には近づかないようにすることで、有害な影響を防ぐことができます。
しかし、常に肌に触れて使用する家電製品には注意が必要です。電気毛布や携帯電話などを常に身近に置いておくことは避けるようにしましう。
事実、携帯電話の仕様書にも持ち運ぶときには体から1センチ以上離すようにするという注意書きが明記されています。
寝るときには電磁波フリーが理想
また、電磁波の影響として見過ごせないのは、寝るときの環境です。
寝室に多くの家電があったり、壁や床に配線が多いだけでも心身の不調の原因になると言われています。そのため、寝るときには周囲に家電を置かないようにすること、寝室の配線に気をくばることも大切です。
最近では寝る間際まで携帯電話に触り、寝ている間にも肌に近い状態にしている人がいますが、実は電磁波の影響をもっとも受けやすいのは脳だと言われています。それは脳の働きは微量な電気信号によって支えられているためです。
このため、絶えず携帯電話の電磁波を耳元や頭の周辺に浴びることは脳の機能を低下させたり、脳の病気を誘発する恐れがあると言われています。
このような電磁波の影響はまだ可能性レベルですが、人類が日常的に家電製品を使用するようになってまだ数十年しか経っていないことを考えると、過度な使い方をすることは避けた方が無難です。