SNSで終わる毎日…恐怖のSNS依存症と3つの対策
今や生活に欠かせないSNSですが、最近SNS依存症が問題になっています。仕事やプライベートに役立てるつもりがいつの間にかSNSが目的となってしまった…そんなことはありませんか。SNS依存症のチェックと、3つの対処方法をご紹介します。
気がつくとSNSに大半の時間を取られていた…
LINEやFacebook、Twitter、最近人気のInstagramなど、SNSは今やビジネスやプライベートに欠かせないものとなりつつあります。
SNSは企業や個人店などのサービスや情報交換、家族や友人との連絡や情報共有などにとても便利です。
しかし、気がつくと本来の目的そっちのけで一日中SNSに張り付いてしまった…そんなことはありませんか。あなたは、SNS依存症かもしれません。
依存症とは
依存症とは特定の物事が優先になってしまい、それがないと不快な症状が表れる病気です。
よく知られているのはアルコール依存症や薬物中毒、過食症などですが、セックス依存症、買い物依存症、インターネット依存症やSNS依存症などの特定の行動に捉われてしまうものも増えてきました。
あなたは大丈夫?SNS依存症
顧客サービスや情報収集、友達とのやりとりや暇つぶしのつもりで始めたSNSが、本来の目的を失って生活の主になってしまっていませんか? もしかしてあなたもSNS依存症かもしれません。
SNSのせいで仕事や勉強がおろそかになることはありませんか? SNSに繋がらないとイライラしたり、強い不安に襲われますか? 10分の予定のSNSが1時間になったり2時間になったりしないでしょうか?
そして、SNSを本当はやめたいと思っているのにやめることができないという悩みはありませんか?
SNS依存症の対策
緊急性と重要性のマトリクス
SNS依存症の人は、秒単位で返信をしたり、既読や「いいね!」をしなくてはならないという焦燥感に駆られています。
緊急性と重要性のマトリクスという言葉をご存知ですか。物事は緊急性が高く重要性も高いもの、緊急性が高く重要性は低いもの、緊急性が低く重要性は高いもの、緊急性も重要性も低いものの4つに分類できます。
SNSの返信の99%は緊急性が高く重要性は低いものです。
人は、緊急性が低く重要性は高いものを、緊急性が高く重要性は低いものより優先して片付けられれば、よりよく生きられると思いませんか。
SNSより一冊の本を読んだほうが効率的に情報収集ができますし、SNSより家族や友達と体験を共有したりおしゃべりした方が絆を深められます。
デジタルデトックス
インターネット依存症やSNS依存症の自覚や治療法として広く取り入れられているのが、デジタルデトックスです。一定期間ネット断ちをして、強く感情の異常が出るようなら依存症である可能性が高いといえます。
デジタルデトックスは治療にも多く使われています。SNSから離れて純粋に景色を楽しんだり、料理を味わったり、会話を弾ませた日のことを思い出すことができます。
定期的にデジタルデトックスすることで、少しずつSNSに振りまわれていた日々から抜け出せるかもしれません。
悪口や陰口にSNSを使わない
学生や主婦に多いSNS依存症のきっかけに、すぐに返信しないと嫌われたり、仲間はずれにされるのではないかという不安があります。
SNSの返信が遅いというだけで友達や恋人を嫌いになったりいじめをするのは、その人もSNS依存症なのです。依存症の症状に、思い通りにならないとイライラしたりカッとなるというものがあります。
つまりSNS依存症は「感染」します。秒単位での返信を強要したり、すぐに悪口や陰口に発展する人やグループとは、SNSでは距離を置くことをお勧めします。