旦那さんは帰宅恐怖症になっていませんか?帰宅恐怖症の症状・原因・対処法
自宅があるのに、家に帰りたいと思えない帰宅恐怖症。帰宅恐怖症の男性は増加しているようです。男性の帰宅恐怖症の症状は、どんなものがあるのでしょうか?また、帰宅恐怖症になる原因や対処法についてもご紹介します。
妻の言動が夫を帰宅恐怖症にしてしまう
あるニュース番組で、既婚男性の10人に3人は帰宅恐怖症になっているのではないかと取り上げられました。
帰宅恐怖症になりやすい男性は、奥様が支配的である方、家庭の主導権を女性が握っている方、旦那様を管理してしまうという方等に多いようです。
家に帰っても自分の居場所がなく、ついつい居酒屋やインターネットカフェ、サウナなどに寄り道をしてしまう男性。あなたの旦那様は大丈夫ですか?
帰宅恐怖症の症状とは?
男性が帰宅恐怖症になると、次のような行動が増えてくるようです。あなたの旦那様は大丈夫かどうかチェックをしてみましょう。
□会社が早く終わるのに帰宅時間はいつも深夜
□残業が好きである
□有給をとらず会社で仕事をすることが好き
□毎日お酒を飲み泥酔状態である
□妻からの電話にでない
□夕食は外食ですませる
□毎日かなり疲れているような感じがする
□子どもとは楽しく話すが、妻とは話すことにおびえている
□妻の手の動きに叩かれるのではないかという恐怖心を抱く
□自分の部屋や書斎がほしいという
このチェックに5つ以上当てはまれば、旦那さんは帰宅恐怖症の可能性があります。
帰宅恐怖症が悪化すると、うつ状態に陥り、家に帰ることに恐怖を感じ、自宅に帰るとめまいがしたり、気分が悪くなることもあります。
帰宅恐怖症になる原因は一体何なのでしょうか?
帰宅恐怖症になる原因は?
帰宅恐怖症になる原因は、妻が作っていることが多いです。
帰宅恐怖症の男性の多くは、支配的な奥様で、家庭の主導権を奥様が握っています。
旦那様に対して、お酒を飲まずに早く帰ってきなさい・休みの日はもっと家事を手伝ってほしい・子どもの面倒をもっとみてほしい、など注文や文句をつけることで、家に居場所がないと感じて、帰宅恐怖症になってしまいます。
また、男性の性格にも原因があると言われています。温厚で真面目で几帳面であったり、結婚当初は家族にとてもやさしく社交的な方が多いです。そして、人の悪口を言わず、怒鳴ったり暴力をふるう行為は一切行いません。
帰宅恐怖症を改善する方法は?
旦那様の帰宅恐怖症を改善するためには、奥様が変わることが一番です。今の段階で旦那様は、自宅がくつろげる場所であると感じていないため、まずは家庭がくつろげる場所であるとわかってもらいましょう。
旦那様が帰ってきたら、自分の愚痴を言ったり、家事や育児などをお願いするのではなく、お疲れ様と声をかけて、ビールやおつまみなどで労いましょう。
新婚生活の頃を思い出して、旦那様をいたわる気持ち、ねぎらう気持ちを大切にしてみてください。出会ったころのことを思い出したり、プロポーズをされた日のことを思い出したり、結婚式の写真を見ながら、旦那様の話を聞いて、ほめ上手の妻になることが大切です。
また、旦那様がくつろぐことができる空間を作ることも大切です。ソファーの上が子どものおもちゃで散らかっていたり、食事をする机が片付いていなかったりはしませんか? ゆったりとくつろげる家づくりをすることが大切です。
もし、旦那様にうつの症状が出ている場合は、病院で専門的な治療を受けた方が良いでしょう。心理カウンセリングや薬などを使って治療をして、心の回復をゆっくりとしていく方法もあります。