コーヒーとノンカフェイン飲料 カフェインの取り過ぎに注意!
毎日の朝食でコーヒーを飲んでいるという方、多くいらっしゃるのではないでしょうか?コーヒーは眠気を覚ましてくれる効果がありますが、カフェインを取りすぎてしまうことによって、マイナスな症状も出てきます。コーヒーとノンカフェイン飲料について、メリット・デメリットなどをご紹介しましょう。
コーヒーとノンカフェイン飲料について考えてみよう
毎日コーヒーを5杯以上飲むという方、カフェインの過剰摂取の可能性があります。カフェインを過剰にとると、どのようなデメリットがあるのかご存知ですか?
コーヒーとノンカフェイン飲料についてお伝えしましょう。
コーヒーにはどんな効果がある?
起きたてにコーヒーを飲むと、目が覚めるという方、眠気覚ましにコーヒーを飲むという方、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
コーヒーを飲むと、眠気を解消してくれたり、集中力を高めてくれたりするメリットがあります。また、脂肪燃焼酵素を活性化してくれるため、ダイエットにも良いとされています。
このように、コーヒーには魅力的な効果がありますが、カフェインを取り過ぎてしまうと、体にマイナスな効果もあらわれてしまいます。
カフェインの1日の摂取基準量は?
日本には明確な摂取基準量がないのですが、諸外国ではカフェインの1日の摂取基準が決められています。
フィンランドでは125㎎、オーストラリアでは210㎎、カナダでは400㎎というように、カフェインをとる量が定められているのです。この量は、1日にカフェインを分解できる量を基準に考えられているのかもしれません。
カフェインを1日で分解できる量は500㎎程度とされています。よって、それ以上に摂取してしまうと、体にカフェインが残ってしまうことになり、夜にしっかりと眠ることができなくなってしまいます。
コーヒー150mlに入っているカフェインは、ドリップでは100㎎、インスタントでは65㎎くらいとなっており、コーヒーによって違うため、どのような種類のものを選ぶのかによってカフェイン量の計算をしなければいけません。
ドリップコーヒーを飲む方は、1日に5杯以上飲むと、カフェインの過剰摂取をすることになります。
カフェインを過剰摂取するとどうなるの?
カフェインを取りすぎることによって、様々なデメリットがあります。
【貧血】
カフェインを取り過ぎると貧血や冷えの症状があらわれます。カフェインは、鉄分やミネラルの吸収を低くしてしまう傾向があります。
【胃痛】
カフェインを過剰摂取すると胃液が過剰となり、胃痛を引き起こします。
【不眠】
カフェインの過剰摂取で興奮してしまい、夜の寝つきが悪くなったり、睡眠の質が低下してしまいます。
【自律神経が乱れる】
カフェインの過剰摂取で交感神経を過敏にさせ、心拍数を上げたり血圧を上昇させたりして、自律神経を乱してしまいます。
ノンカフェイン飲料の魅力とは?
ノンカフェイン飲料は、カフェインが含まれていないため、いくら飲んでも過剰摂取にはなりません。
カフェインを摂らないことによって血圧を下げる効果があるため、高血圧で悩んでいる方はノンカフェイン飲料に切り替えてみることをおすすめします。
ただ、毎朝コーヒーを飲むことが習慣になっている方の中には、どうしてもコーヒーを飲んで1日をスタートさせたいという方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、たんぽぽコーヒーやたんぽぽ茶、黒豆茶などがおすすめです。
たんぽぽコーヒーは、たんぽぽの根でつくられていて、ノンカフェインなのにコーヒーそっくりの見た目です。妊娠をした方の中には、飲んだことがある方がいらっしゃるかもしれません。
たんぽぽコーヒーを飲むことで、母乳の出が良くなったという方もいらっしゃいます。