臨月の外出は近所ならOK? ただし、保険証や母子手帳の準備は忘れずに!

臨月の外出は近所ならOK? ただし、保険証や母子手帳の準備は忘れずに!

臨月の外出は医師からの安静の指示がなく、経過が順調ならば問題なく行うことができます。但し、あまり遠出や過剰な運動量にならないように気をつけましょう。また、何かあったときのために近所でも入院に必要な最低限の準備をして出かけるようにしましょう。

まず臨月っていつからいつまで?

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よく聞く「臨月」という言葉は2つの意味が混同して使われていることが多いため、多くの人が混乱しているようです。

一般的な言葉として「臨月」は36週目前後、つまり9ヶ月前後のことをいいます。この時期は多くの場合、出産まで1ヶ月から2ヶ月ほどあるので、確実に出産が差し迫った時期であるとは言えません。

一方、「臨月」という言葉は「出産する月」という意味でも使用されます。この意味で使われる場合は数日から数週間の内に出産が始まるという意味合いを持って使われます。

このように一言で「臨月」と言っても実は幅のある言葉なのです。今回の記事では後者の意味の臨月、つまり出産が予定されている日まで数日から数週間についての外出について紹介します。

臨月の外出は絶対だめ?!

臨月ともなると、お腹は大きく膨らみ、移動するのも大変な思いをするものです。いつ出産してもよい時期とは言え、赤ちゃんは基本的に様々な意味で繊細な状態です。

例えば、骨や脳などの発達は出産してから急速に行われるものですし、お腹の中にいるとはいえ、刺激にも敏感に反応します。

そのため、短期間で大きくなった体をうまく制御できずに、転んだりぶつけたりすることは好ましくないことです。

つまり、臨月は赤ちゃんへの過剰な刺激という意味でも、母体の不安定さという意味でも、外出に限らず過度の動きは避けたほうが良いと言われています。しかし、家から一歩も出ては行けない!というわけではありません。

妊婦が毎日適度に散歩することは多くの産院で奨励されています。なぜなら、動かないで過ごすよりも、毎日歩いていることでスムーズなお産になる、ということもわかっているからです。

このくらいならOK!臨月の外出

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病院などで安静を指示されていない限りは、臨月の外出は問題ありません。しかし、程度はわきまえましょう。

例えば、散歩であれば家の周りなどの近所を30分程度歩くことは、全く問題ありません。重くない日用品であれば、近くのお店に買い物に出かけるのも大丈夫です。

また、付き添い者がいるのであれば、電車やタクシーなどで出かけることや出先で食事することも十分に可能です。

ですが、どんな時でも必ず保険証や母子手帳、破水などした際のためのタオルは忘れてはいけません、

これは迷惑!臨月の外出

一方、迷惑になるのは、保険証や母子手帳、タオルなどの用意をしないでの外出です。とりわけ、1人での外出のときに、そのような準備もないままに外出することは絶対に避けましょう。

痛みなどで声を出せない場合も考えて、通院先や自宅の住所などを書いた紙を用意して、すぐに取り出せるか、周囲の人がすぐにわかるところにしまっておきましょう。

臨月に限ったことではありませんが、妊娠中はお腹の中の赤ちゃんだけでなく、母体への影響も大きく、普段は大したことのないような刺激でも適切な対処が遅れた場合、命を落とす危険性もあるのです。

そのため、危機管理が乏しい外出ほど、周囲にとって迷惑なものはありません。また、そのような行為は母体や赤ちゃんにも危険が及ぶ行為だと心得ましょう。

知っておきたい「もしも」の時の対処法

臨月のときに、外出先で困ることは、急な腹痛や破水ではないでしょうか。

どちらも、外出先で発生すると、とても恐くなったり不安になったりするものです。そのため、基本的な対処法をあらかじめ知っておきましょう。

「もしも」腹痛が起こってしまった場合

まず腹痛ですが、とりあえず動かないようにします。できれば座ったりして、体勢をより安定にしてください。

それでも痛みが引かない場合は、すぐにタクシーを呼ぶなどして病院へ行きましょう。そのような時のために、臨月での外出は、入院に必要な保険証、母子手帳など最低限の用意をして起きましょう。

「もしも」破水した場合

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次に、破水した場合です。

テレビドラマなどで、破水したら即出産、というようなシーンがあります。しかし、破水してから出産するまでには、実は結構時間がかかります。そのため、破水したからといって、慌てて病院に行く必要はありません。

破水したらすぐに出産、という思い込みは妊婦自身にもよくある勘違いで、破水に驚いて慌てて病院に行ったが、そこで何時間も待たされたり、あるいは一旦帰宅することを促される妊婦が多くいます。

とくに転んだり、お腹を強くぶつけたりなどして、腹痛とともに破水した場合でないのであれば、慌てて病院に行く必要はありません。外出先での突然の破水に備えて、タオルなどを複数枚用意しておくとよいでしょう。

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