ダイエットや整腸作用まで!炭酸水の効能7つ☆
すっかり定番の飲料として定着している炭酸水ですが、この炭酸水の効能には健康増進や美容効果などが多くあります。また、消化を助けたり、排泄力を高めてくれるのでダイエット効果も期待できます。今回はそんな炭酸水の7つの効能を紹介します。
炭酸水の効能
炭酸飲料といえばサイダーやコーラなど炭酸に甘味が加えられた飲料が一般的でしたが、ここ数年で炭酸水はガス入りウォーターが主流になっています。とくに天然の炭酸水は安心して飲むことができることから親しまれています。
この炭酸水は普通の水よりも多くの効能があります。具体的にはどのようなものがあるのでしょうか?
【1】清涼感
炭酸水の特徴の1つはそのシュワシュワとしたのど越しです。
心地良いのど越しが喉を刺激する炭酸水は、飲むと清涼感が得られるため、暑いときや気分転換をしたいときに適した飲み物です。
同じような飲み物としてビールがありますが、炭酸水はビールと違ってアルコールが入っていないため、仕事中にリフレッシュするときにもってこいの飲み物です。
【2】血行改善
炭酸水には血行を促進する効果もあります。
炭酸水のシュワシュワの正体は炭酸ガスです。炭酸ガスの適度な刺激は細胞を活性化させることがわかっています。
炭酸水を飲んで炭酸ガスが体内に入るとCO2濃度が上がり、この刺激で血流が促進されます。
この効果は飲むだけでなく、炭酸ガスの豊富なお風呂に入ることでも得られます。入浴剤ではバブなどで有名です。
【3】美肌になる
炭酸水を飲んで全身の血行が改善されると、体の老廃物が排泄されやすくなるります。つまり新陳代謝が促されるのです。そのため、定期的に飲むことで細胞の再生力が高まり、くすみやシワが減るなど美肌効果が期待できます。
また、肌が健康になると適正な水分を保つことができるようになるため、みずみずしい肌になり化粧のりも良くなります。
【4】整腸作用
炭酸水には整腸作用があり、便秘がちの人は便秘が解消され、下痢ぎみの人は下痢が落ち着くと言われています。これは炭酸の血行改善により腸の動きが活発になることや温かい血液が増えることが要因です。
ただし、下痢の場合には冷たい炭酸水を飲むと症状が悪化してしまう可能性があるので、下痢の改善のためには常温か、やや温かい炭酸水を飲むようにしましょう。
温度が高くなると炭酸は抜けやすくなりますが、炭酸ガスは少量でも効果が大きいので、それほど気にすることはありません。飲んでシュワシュワした感覚があれば十分に効果は期待できます。
【5】疲労回復
炭酸水を飲むと血行が促進されるので、血液中の疲労物質をすばやく分解、排泄する作用があります。そのため、運動後や仕事終わりに飲むことで素早い疲労回復が期待できます。
炭酸水には硬水タイプと軟水タイプがありますが、疲労回復の効果を期待するなら口当たりがよい軟水タイプをおすすめします。
軟水タイプは体に吸収されやすいため、疲れたときでも体に負担をかけることほとんどないからです。
【6】消化促進
炭酸水にはダイエット効果があることでも知られていますが、その理由の1つは消化促進作用のためです。
炭酸水を飲むと胃が刺激されて多くの消化液がでます。そのため食前に飲むと、食事を素早く消化、吸収し、そして排泄までを助けてくれます。
消化力や排泄力が低下していると長く食べ物が胃腸に残り、そのため全身の血行が悪くなったり、代謝が低下してしまいます。このため、消化力以上に食べると太りやすくなります。
しかし炭酸水を飲むことでその消化力が高くなると、それだけで太りにくい食事にすることができるのです。
【7】飢餓感や空腹感を減らす
炭酸水は食前だけでなく、空腹時に飲むことで飢餓感や空腹感を減らすことができます。これは胃を強く刺激させて胃腸を働かせることで食べたい気持ちを紛らわすことができるためです。
ただし、空腹感を紛らわすためには炭酸水の量は少し多めに飲む必要があります。人によって異なりますが、だいたい300mlから500ml程度の量を飲む必要があります。
量が少ないと空腹感が減るどころか増してしまう恐れもあるので注意が必要です。