赤ちゃんが虫に刺されちゃった…そんな時は冷静に対処しよう≪病院に行く必要は?≫
赤ちゃんにとって大切なお出かけは、虫さされの可能性を高くします。赤ちゃんの虫さされには、まず患部で冷水で冷やしてあげましょう。そして、病院に行くべきか、自宅で対処すべきか判断します。今回は赤ちゃんの虫さされの対策や病院に連れて行った方がよい場合の判断基準を紹介します。
赤ちゃんのおでかけは免疫力UPに必須
お出かけは赤ちゃんとって大事なことです。
赤ちゃんは生後2~3ヶ月から徐々に外に連れて行き、日光浴や外気に触れさせることで免疫力がついてきます。
とはいえ、最初は庭や自宅周辺で数十分過ごすだけで十分です。いきなり人の多い場所に連れて行くことは避けましょう。
お出かけをすると、家の中ではあまり経験しないようなことができます。それには良い面もあれば、悪い面もあります。虫さされもその1つです。
家では網戸などであまり害虫が部屋の中に入ってくるとはありませんが、野外には多くの害虫がいるものです。
例えば、蚊、ハチ、ブヨ、ムカデ、毛虫などをはじめととして多くの害虫がいます。外に出ることで、これらの害虫に刺されてしまうこともあります。
【赤ちゃんの虫さされ】症状
赤ちゃんが虫にさされた場合の症状は、大人と同じように赤く腫れ上がります。みだりに掻き毟ることで、水ぶくれができたり、刺された周辺にぶつぶつとしたできものが生じることがあります。
そのため、虫さされに気が付いたら、赤ちゃんが掻いて症状を悪化する前に対処することが大切です。
やっかいなことに、虫さされのかゆみは時間を置いてからでる場合もあります。念のため、お出かけ直後に赤ちゃんがかゆみを訴えなくても、虫に刺されていないか皮膚の状態を確認しましょう。
【赤ちゃんの虫さされ】対処
赤ちゃんの虫さされに気が付いたら速やかに対処しましょう。
まずは虫にさされの患部を冷やします。次に、虫さされの状態をを確認して、自宅で対処すべきか、病院に連れて行くべきかを判断します。この判断は虫さされの症状の程度で決めます。
病院にいったほうがいい時
病院に行った方が良い場合は大きく3つで、(1)大きく腫れている、(2)ひどい痛みがある、(3)さされた箇所に固い「しん」がある場合です。この3つの場合は速やかに病院に行きましょう。
またそれ以外にも、虫さされの場所が目や鼻など市販の薬が使用にしくい場所のときも病院に行きましょう。
上記以外の場合は市販の塗り薬で対応します。このとき、安全のためにパッチタイプのものにし、粘着部分から肌を守るために一日に一度は張り替えてあげましょう。
数日たっても腫れが引かないときは、それほど酷くないように思えても一度は病院に行くことをおすすめします。
【赤ちゃんの虫さされ】治療期間
赤ちゃんが虫にさされた場合、治るにはどのくらいの期間がかかるでしょうか。
もちろん、刺された害虫の種類にもよりますが、刺された直後に適切な処置ができれば数日で治るものです。
しかし、少し癖のある虫に刺されてしまうと数週間から数ヶ月も完治に時間がかかることもあります。
治療に時間がかかる場合は、痕になることもあります。そうならないためにも、早めに冷水でしっかりと冷やし、掻き毟ることを防ぎましょう。
【赤ちゃんの虫さされ】対策
赤ちゃんを虫さされから守るためには、どのような対策が必要でしょうか。
まずは、虫の活動が活発な時間帯を避けて外出することです。そのため、早朝や夕方は避けて、正午を挟んで二時間前後の間でお出かけをしましょう。
つぎに、服装も大切です。出来るだけ、肌の露出は少ないものにしましょう。そのため、夏でも通気性のよい素材のもので、赤ちゃんの体を覆うものにしましょう。
できれば、虫よけグッズも積極的に利用しましょう。その際、赤ちゃんの目や口に入ることがないように、服ならば身につける前に使用するなどして、十分に注意してあげましょう。
赤ちゃんの虫刺されには焦らず冷静に対処!
赤ちゃんの虫さされのときに、もっとも大切なことは落ち着いて対処することです。そして、患部を冷やし、赤ちゃんが不用意に触らないようにしてあげましょう。
もちろん、虫さされは大人にとっても不快なものなので、できるだけ赤ちゃんを虫さされから守ってあげることは大切です。
しかし虫にさされることは悪いことばかりではありません、虫にさされることで免疫力は高くなるものです。成長の1つの過程として、慌てずに対処してあげましょう。