ストレスで食欲不振?それとも食欲増加?ストレスによる「食欲」タイプについて
ストレスと抱えると、ストレスで食欲不振になる方、あるいはストレスでやけ食い(食欲増加)の方がいらっしゃいますね。もしかしたら、ストレスの種類によっても異なるかもしれませんね。そんな食欲とストレスの関係についてまとめました。
ストレスで食欲不振!?それとも食欲増加!?
ストレスを抱えるとストレスで食欲不振になる方、あるいはストレスで暴飲暴食になってしまう方がいらっしゃるでしょう。
実は、ストレスには食欲を増加させるタイプと、食欲を抑制してしまうタイプがあるのを知っていましたか?
どうすれば、そういったストレスと向き合えるのでしょか? そして、そのストレスを解消させるためにはどうすればよいでしょうか。
ストレスで食欲不振になるタイプ
イライラ・・・で食べたくない、食べられない・・・そんな症状はありますか? 食欲不振にさせてしまうようなストレスは、どういうタイプでしょうか。
イライラが続いて、食べ物を食べたくない、食べても気持ち悪くなるということもありますよね。
ストレスで食欲がなくなってしまうというときは、自律神経の中の交感神経が優位な状態であることがひとつ起因しているそうです。ちょっと嫌なことがあったりして、そのストレスが交感神経を興奮させている状態にあるのです。
ストレスで食欲増加になってしまうタイプ
一方で、ストレスのせいで食欲が増してしまうということもあります。ストレスでやけ食い! こういったパターンもよくありますね
イライラを抑えようとする作用が働いて、交感神経を抑制しようと副交感神経を働かせるように体が働きます。
副交感神経とは交感神経と真逆であり、ストレスを感じて交感神経が働くからこそ、副交感神経を興奮させる「食べること」や「眠ること」を欲するようにさせるのです。
つまり、イライラのストレスがピークである状態が続けば食欲不振が続き、一方でそのイライラを抑えようと副交感神経が働くことで食欲が増すということになるのです。
ストレスによる食欲のメカニズムは理解できたでしょうか? 次に、それぞれの対策を考えてみましょう。
◎食欲不振に対する対処法を考えましょう
食欲がない状態が続くと言うことは、交感神経がずっと興奮状態になっているということですね。
常に、興奮状態であることはあまり好ましい状態ではありません。ですから、まずは一口ゆっくりと口に入れることで、食事をしている行為を感じて、副交感神経が働くように促しましょう。
◎食欲増加に対する対処法を考えましょう
一方で、食欲増加については暴飲暴食を避けるようにしなければなりません。
そもそも、ストレスによって副交感神経を働かせようとすることで、本来「お腹っぱい」と体に信号を送る「レプチン」というホルモンがあまり分泌されないために、暴飲につながってしまうといわれています。
ですから、まずはひとくち口にいれてゆっくり食べることで、次第に副交感神経が優勢になり、「レプチン」を分泌させることが出来るようになります。
食欲不振対策にも暴食にもまずはこれを!
暴飲暴食も避けたいですが、暴食の場合は、まずはひとくちをゆっくり食べることで、レプチンが上手く作用してくれるようになるでしょう。
一方で食欲不振の場合は、こちらもまずはひとくち食べることで副交感神経を引き出すようにしましょう。副交感作用を起こすことで、自然と食欲が出てくるようなるでしょう。
どちらもひとくちをゆっくり食べる、ということでストレスからの興奮状態から少し抜け出せるようになるでしょう。