脳腫瘍の手術費用はどれくらい掛かるの?高額療養費制度について

脳腫瘍の手術費用はどれくらい掛かるの?高額療養費制度について

脳腫瘍では手術による治療が必要となるため、脳腫瘍の手術費用が気になる人も多いかと思います。開頭手術をすることから手術費用も高くなりそうですが、実際はどれくらい掛かるのでしょうか?医療費の不安についてまとめました。

あなたは大丈夫?こんな症状があったら注意!

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慢性的な頭痛が続く、吐き気や嘔吐するなどの症状が見られる場合、脳腫瘍のサインかも知れません。

脳腫瘍の頭痛は、朝起きた時が最も症状が強く、次第に治まるという特徴があります。毎朝激しい頭痛に襲われている場合、早めに脳の検査を受けることをおすすめします。

また、脳腫瘍の症状として神経系の異常が挙げられます。

腫瘍によって視神経が圧迫された場合は視力低下など目に異常が表れます。それ以外にも、手足の麻痺やしびれ、言語障害、聴覚障害など圧迫される神経によって症状は異なります。

これらのうち、どれか1つでも症状が当てはまる場合には早急に治療を受ける必要があります。

そもそも脳腫瘍ってどんな病気?

脳腫瘍とは、簡単に説明すると脳の中に腫瘍ができる病気です。

種類はいくつかに分けられており、大脳にできるものを神経膠腫と呼びます。腫瘍が悪性の場合は、神経膠芽腫と呼ばれます。また、小脳にできる髄芽腫も悪性のものが多くなっています。

その他、髄膜にできる髄膜腫、神経の周りにある鞘にできる神経鞘腫、下垂体にできる下垂体腺腫、聴神経にできる聴神経腫瘍があります。これらの腫瘍はほとんどが良性です。これら全てをまとめて脳腫瘍と呼びます。

脳腫瘍は10万人に10人の割合で発症すると言われています。

その病名から、命を落とすことが多い印象を受ける人も居るかと思います。しかし、脳腫瘍は早期発見、早期治療をすれば命を落とすことはありません。

とは言え脳の病気には違いありませんので、前述した頭痛などの症状がある場合には早めに検査を受ける必要があるのです。

どれくらいかかる?脳腫瘍の手術費用

脳腫瘍の治療としては、主に手術・放射線療法・薬物療法の3つが行われます。そのため、医療費も高額になってしまいます。

自分自身が、もしくは家族が脳腫瘍になってしまった場合、やはり心配なのが医療費です。いくら脳腫瘍の治療をするためとはいえ、心配するのは当たり前です。

では、実際に脳腫瘍の手術費用はどれくらい掛かるのでしょうか?

医療費は医療報酬で計算される

医療費は、厚生労働省によって定められた診療報酬によって決まります。点数は1点で10円の計算となります。

脳腫瘍の手術をする場合、頭蓋内腫瘍摘出術なら松果体部腫瘍が158100点、その他が132130点となります。脳膿瘍全摘出は36500点、頭蓋内腫瘤摘出術は61720点となります。

このような点数から、実際にかかる脳腫瘍の手術費用を計算してみます。

頭蓋内腫瘍摘出術の松果体部腫瘍の場合は158100点×10円で1581000円となります。3割負担の金額は474300円です。その他の場合は132130点×10円で1321300円となります。3割負担の金額は396390円です。

このように、手術ごとの点数×10×3割負担という計算式に当てはめることで手術費用を算出することができます。

かかる費用は制度をうまく活用して

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脳腫瘍の場合は入院が必要となるうえ、退院後もしばらくの間通院が必要となる病気です。そのため、脳腫瘍の手術費用以外にも様々な面でお金が掛かることを頭に入れておきましょう。

脳腫瘍の治療には、高額な医療費が掛かります。このように高額な医療費が掛かる場合、高額療養費制度を利用することができます。

この制度は、1ヶ月間に掛かった医療費が高額になる場合、自己負担限度額を超えた分を払い戻される制度です。自己負担額は年齢や所得状況によって異なるため、利用する際には病院へ問い合わせてみましょう。

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