おいしい玄米で挑戦したい!七号食ダイエットの方法で体をリセット!
七号食ダイエットの方法は、ストイックな半断食法からゆる七合食までありますが、基本的な考え方は余計なものを入れないことで体本来の力を取り戻すことにあります。とてもおなかが空きそうな方法なのですが、ダイエットだけではないその効果に実践する人も少なくありません。
七号食って聞いたことありますか?
マクロビオティックがお好きな方なら耳にしたことがあるかもしれませんが、一言で言うと、「一日玄米一杯で10日間を過ごす半断食法」です。
私の今の乱れた食生活からすると過酷すぎて難しそうと思ってしまうのですが、この食事法、ダイエットだけでなく、慢性的な体の不調に対して改善が期待できると言われているのです。
そんな七号食ダイエットの方法について詳しく見ていきましょう。
じつは体を飢餓させることで、本来の姿にリセットするのが目標で、ダイエットはもちろんのこと、デトックスや食生活が影響している、さまざまな慢性疾患の改善をねらっているのです。
余計なものを食べない発想
たしかに玄米だけに限定すると、砂糖や油など余計なものは口に入りませんよね。
具体的な七号食ダイエットの方法は、玄米と雑穀を半々で炊いたご飯に、ごま塩をふりかけてよく噛んで食べます。一日一杯だけで、おかずは一切なく、それを10日間続けます。
飲み物は水かノンカフェインのお茶、玄米甘酒で、コーヒーや紅茶はNGです。体重にもよりますが標準で3〜4kg、肥満タイプの体型の方で5〜6kg程度の減量ができると言われています。
これを成功させるには相当強い意志が必要ですよね。しかしそれこそが狙いで、食べ物に支配されている生き方を見直すのが目的なのです。
終了した11日目からはみそ汁の汁のみ三日間、その後三日間は具有りにして、全行程16日で完了します。
一号食とは病気になりやすい食事内容
七号食というのは、一号食からある食事内容の言い方です。
一号食は好きなものを好きなだけ食べ、がんなど病気になりやすい食事のことです。
私たちが普通に健康的だなと感じる食事内容は、4号食あたりでしょうか? 玄米ごはんに加え、野菜や魚のおかずが二品ついた食事です。
五号食や六号食は、健康に気をつけている方が実践しているような内容で、五号食には野菜のおかずが一品、六号食はおかずはありませんが、みそ汁と漬け物がつきます。
ゆる七号食でも効果は同じ?
ちょっとストイックすぎる半断食法で、正直難しいと感じてしまいますが、調べるとゆる七号食ダイエットとも言える「トミタ式7号食」というのがありました。
ベースはまったく同じ方法なのですが、一日一杯ではなく、玄米・古代米・雑穀米なら好きなだけ、食べたいだけ食べてよいというところが違います。しかも7号食と同じ効果が得られるというのです。
これなら、空腹のつらさは軽減されるので、ちょっとやってみたいなという気持ちになった人もいるかもしれませんね。
実践した方の感想
実践した方の感想を見てみると、始めは皆さんとにかくお腹がすいて食べ物のことが頭から離れないそうです。
アルコールが好きな方はどうしても飲みたくてたまらなくなります。体力の低下を感じるので、ここで挫折してしまう人も少なくありません。
しかし、先ほども説明したように食べ物のことを自分でコントロールするのが真の狙い。本領はここからのよう。
体臭に変化があれば、体内の老廃物が排出されている証拠。徐々に疲労感がなくなり体の軽さを実感できるようになるそうです。
ただし、もとの健康状態や必要な体力には個人差がありますので決して無理のないように。
かかりつけ医がいる場合には、相談しながら進めるのが良いでしょう。
おいしい玄米で続けよう
精神的なものも多いに関係する七号食ダイエットですが、その成功の秘訣は美味しい玄米に出会うも大切です。
デトックスのためには、無農薬でつくられた玄米や雑穀を選ぶことは大切ですが、美味しい玄米で続けていきたいものです。あくまで、期間限定食ですので無理して長く続けることのないように。
もし、体調にあっていると感じる場合は、5号食や6号食で栄養のバランスを整えながら続けましょう。