栄養満点、食べ応え満点の粉豆腐でダイエット!
豆腐を肉の代わりに料理に使ったり、置き換え食品として食べたりしてダイエットするのは一般的でしたが、最近では粉豆腐でダイエットするのが流行中。粉の豆腐?それっておからのこと?その作り方からなぜダイエットに向いているのかを調べてみました。粉豆腐を使ったメニューもご紹介します。
テレビや通販で話題の粉豆腐って?
巷でブームです、粉豆腐
みなさんは粉豆腐という商品が話題になっていることをご存知ですか? 粉豆腐を使った代表的なメニューが、こちら、粉豆腐の炒り煮。
おからと似てるけど?
あれ? これって、おからじゃないの? と思う方もいらっしゃいますよね。見た目が似ていますね。
でも、おからも粉豆腐も大豆製品ですが、作り方や栄養素が違っていて、粉豆腐でダイエットしよう、という人が増えているんです。
おからもヘルシーメニューとして優秀な食材ですが、粉豆腐はもっとイケてるらしいですよ。
伝統の食べ物、粉豆腐
最近注目されていて、どこで買えるの? と話題になっていますが、粉豆腐は今に始まったものではありません。
長野県飯田市を中心に古くから食べられている、どのご家庭にもある定番アイテムです。
粉豆腐とおからの違いは?
見た目も似てて、どちらも大豆製品であるこの二つの食材。でも作り方が違うんですね。
おからは、豆乳や豆腐を作る過程ででる豆乳の搾りかすですが、粉豆腐は高野豆腐(凍り豆腐)を粉末にしたものです。
高野豆腐は、木綿豆腐を凍らせて熟成、乾燥させたものです。この熟成と乾燥をするため、たんぱく質をはじめ、さまざまな栄養が凝縮され、豆腐やおからよりもダイエットに向いている、といえるのです。
高野豆腐の栄養とは?
高野豆腐には、エネルギーの代謝や脂肪燃焼を促進させるアミノ酸が、一般的な豆腐に比べ7倍も含まれています。さらに脂質は、8倍も含まれ、しかもその多くは中性脂肪を減らす役割のある不飽和脂肪酸なんですね。
さらに女性の大敵、骨粗しょう症を防ぐ大豆イソフラボンやカルシウム、貧血の予防になる鉄分、脂質の代謝を助けるサポニン、コレステロール値を下げるレシチンなどのさまざまな栄養素が詰まっていて、そのうえ低カロリー。
高野豆腐にはダイエットだけでなく、生活習慣病の予防にも役に立つものがいっぱい詰まっているのです。
もちろん高野豆腐のまま煮物や汁ものの具として使うのもよいのですが、「粉豆腐」の形状に変えただけで、ますます使い勝手がよくなり、メニューの幅も広がるんですね。
粉豆腐は、ネットでは、あずさ屋さんで200グラム560円、旭松食品さんで160グラム324円で販売されています。信州に行かなくても今や全国どこでも手に入ります。
それでもいきなり買うのはちょっと、という方は、ご家庭で高野豆腐をすりおろせば簡単に作ることができます。
粉豆腐でダイエットメニュー
粉豆腐を使ったメニューを紹介しましょう。細かいので、ひき肉料理との相性が抜群です。
ハンバーグや肉団子を作るなら、お好みもありますが、肉2に対して粉豆腐0.5から1の割合で混ぜると、かさが増すだけでなくもちっとした食感が楽しめ、栄養価も上がるし、いいことづくし。
もちっとした食感をさらに楽しむなら、お団子やパンケーキもおすすめ。米粉やパンケーキミックス、小麦粉と、1:1の割合で混ぜてみてください。
また粉すべてを粉豆腐にしてみたり、割合を変えてみると自分の好みに合ったスイーツも作ることができます。
粉豆腐はしっかりとだしを含んでくれることも特徴の一つ。最初にご紹介した炒り煮や卵焼きに入れても、出汁をふんだんに吸って、ふんわりと仕上がっておいしいですよ。
粉豆腐を衣に混ぜて揚げると、今度はサクッと軽い仕上げりになります。ダイエット中は揚げ物は難しいですが、たまに食べるなら、粉豆腐で栄養価アップする方向でいただきましょう。
粉豆腐で健康的にダイエット!
ダイエットで一番怖いのは体調を崩してしまうこと。でも栄養満点の粉豆腐を利用すれば、少しの量でボリュームが増すうえに栄養価は豆腐よりもアップ。健康的に痩せられそうですね。