低カロリーで美味しいおでんでダイエット。意外な落とし穴とは!?
人気ブロガーさんが10kg以上痩せたので火がついたおでんダイエット。おでんでダイエットをする方法をご紹介します。やみくもにおでんを食べても痩せません。カロリーや栄養バランス、お酒やご飯、おつゆを飲んでもいいのかなど、注意点をまとめました。
冬本番!だけじゃないおでん
冬はおでんが美味しい季節ですが、コンビニおでんの台頭でおでんは冬だけではない年間を通した国民食になってきました。
ところで、おでんってダイエットに良さそうだと思いませんか。カロリーが低そうだし、そのわりに美味しくてお腹いっぱいになりますよね。温かいので冷えにも良さそうです。
コンビニおでんで人気ブロガーさんが10.5kgも痩せたことも話題になりました。
そこで今回はおでんでダイエットをする方法をご紹介します。ちゃんと考えて食べないと、思わぬ落とし穴もあるんです。
おでんダイエットの基本
おでんでダイエットをする基本的な方法は、食事をおでんに置き換えることです。
おでんは普通に食べると一人前が350kcal程度と低カロリー。しかもお腹が膨れるので、満足感もいっぱいです。
しかし、いくつか注意点もあります。
おでんダイエットの注意点
高カロリーの具に注意
おでんの具は全てが低カロリーではありません。たとえば、餅入り巾着は1つで120kcalですし、ウインナー巻きは1本100kcal前後、がんもどきや厚揚げなども1つ90kcalになります。
特にコンビニおでんは具が大きいので注意が必要です。高カロリーの具ばかりを好んで食べると、意外と高カロリーになることもあります。
お好みでおでんの具を選ぶときは、大まかなカロリーを頭に入れておきましょう。
低カロリーの具ばかり食べるのも考え物
おでんで低カロリーな具というと、大根や白滝、こんにゃく、昆布などが代表選手です。これらは1つ食べても10kcalにも満たない超低カロリー食で、しかも食物繊維やミネラルなど不足しがちな栄養素を含み、美味しくて腹持ちも悪くありません。
おでんでダイエットをしようとするとつい、こういった低カロリーの具だけをたくさん食べたくなりますが、それもおすすめできません。
大根やこんにゃくだけでは、たんぱく質も糖質も不足してしまいます。栄養のバランスが悪いと脂肪の燃焼効率が下がりますし、栄養失調も心配です。
要注意!お酒とご飯
おでんというとお酒を飲みたくなる人もいます。白いご飯と合わせたい! という人も多いです。
おでんは確かに一人前350kcal前後ですが、お酒やご飯と合わせるとそれなりのカロリーになってしまいます。おでんの出汁が美味しくて、お酒をたくさん飲んだりご飯を2杯、3杯とおかわりすると、ダイエット食どころか太る原因になりかねません。
ダイエットとしておでんを食べるなら、お酒やご飯はなしか控えめにしましょう。特に、餅入り巾着やちくわぶなど、糖質メインの具を食べてご飯も食べるのは糖質の摂りすぎです。
副菜で栄養バランスアップ
具だくさんのおでんは低カロリーで栄養バランスも悪くないように思えますが、実はビタミンが不足しています。
おでんに入れる野菜は大根だけとか、地域によってはじゃがいもも足しますが、それだけでは野菜不足です。できれば、おひたしやサラダなどで野菜を補うとさらに栄養バランスが強化されます。
つゆに注意
おでんのつゆって出汁がたっぷり出ていて美味しいですよね。和の出汁でカロリーも低いので、つい飲みたくなります。
寒い日にときどきおでんを食べる程度なら、おでんのつゆは飲んでしまっても構いません。しかし、おでんダイエットとして毎日等、頻繁におでんを食べる場合はつゆを飲まないことをおすすめします。
おでんのつゆはカロリーは低いのですが、塩分過多です。毎日つゆを飲み干していると健康被害も考えられるのです。