太らない朝スイーツダイエットの秘密は代謝酵素とホルモンにある?!
太らない朝スイーツダイエットとは、朝ならスイーツを食べても太らないというダイエット法です。にわかには信じられませんが、実はきちんとした理由があります。その理由は代謝酵素とホルモン分泌に関係しています。とくにホルモンの影響は大きく、朝からスイーツを食べると一日中満足感を得ることができます。
太らない朝スイーツって本当?
ダイエット中はスイーツ厳禁! と思っている人も多いと思います。
よく甘いものも食後に食べると太らないと言いますが、確かに時間帯によって太りにくい時間帯があるようです。
その代表として言われるのは午後三時。午後三時は代謝が活発になり、食べても脂肪になりにくい時間帯と言われています。
しかし、3時におやつを食べると一日のカロリーがやや高めになる可能性があります。肉体労働者や学生で運動部の練習がハードな人、あるいは成長期の子ども以外はおやつを食べる必要はありません。
誰もが食べる時間帯でも太りにくい時間帯、それは朝です。
朝ご飯を食べることが健康に良い・悪い、という意見は賛否あるようですが、ことダイエットに限っては朝食べると痩せやすくなると言われています。
なぜ朝食べると太らない?
それでは、なぜ朝は食べても太らないのでしょうか? その理由は2つあります。
1つ目はとても単純な理由です。朝はこれから活動するという時間だからです。
そのため、少しくらい食べ過ぎても、一日かけて消費するので脂肪になりにくいので、太りにくい時間帯と言われています。
健康的な食事の方法として「朝は王様、昼は女王、夜は乞食のように食べろ」という言葉もあります。ダイエット中の人でも朝はたくさん食べてよいのです。
朝の食事内容は代謝酵素を増やす!
朝多めに食べることで肥満を防ぐことができる理由の1つに代謝酵素があります。実は代謝酵素は朝、何を食べるのかで活発になるものが違うのです。
例えば、朝、炭水化物を食べると炭水化物を消化する酵素が活発になり、脂質を食べると脂質を代謝する酵素が活発になります。
そのため、朝の食事を抜いたり、減らすことはその日一日の代謝酵素の働きが減ってしまい、太りやすい状態になるのです。
このように代謝酵素の点からみても、朝食はしっかり食べた方がダイエットには効果的なのです。
朝スイーツはホルモンを味方にできる!
朝ご飯をしっかり食べると痩せやすいということはわかったけど、やっぱりスイーツはカロリーオーバーになりやすいし、太る原因になるのでは? と思う人もいるかも知れません。
しかし、ある大学の調査で朝スイーツを摂取した群とそうでない群を比べたとき、朝スイーツの学生の方が痩せたという報告もあるのです。
その理由として挙げられたのがホルモンの影響です。
朝スイーツを実践すると甘いものを食べると分泌されるホルモンがたくさん出るようになります。そして、このホルモンのおかげで一日、空腹感を覚えることがなく、その後の食べ過ぎも減るというのです。
そのため、朝スイーツはダイエット中にこそオススメしたい食習慣なのです。
ただし、朝スイーツで午後以降に食欲が増す場合には注意が必要です。
この朝スイーツダイエットは一日の摂取カロリーが増えても良いというダイエット法ではありません。男女ともに適正なカロリーを、朝に多く配分して食べるというところがポイントなのです。
朝スイーツに向かない人はこんな人!
さらに朝スイーツダイエットに向かないという人もいます。それは朝スイーツを食べてから数時間後に強い空腹を感じる人の場合です。
このようなタイプの人はインシュリンの分泌が悪い可能性があります。
インシュリンは血糖値を安定させるホルモンですが、遺伝的、もしくは習慣的にインシュリンの分泌が悪い人は、朝スイーツダイエットに向かないので注意しましょう。
糖尿病予備軍のような人が朝から血糖値を乱すものを食べると、めまいや頭痛などの原因になり、糖尿病になりかねません。
そのような人は、甘みの少ない果物やプリンで、朝スイーツを実践しましょう。