1日1食を野菜スープ置き換えダイエット、リバウンドしにくくするには○○をイン!?
脂肪燃焼スープダイエットはたんぱく質が不足するため、痩せてもリバウンドしやすいと言われています。そこでお勧めなのが1日1食を野菜スープに変える置き換えダイエットです。更にスープにアレを加えるとリバウンドしにくく健康的なスープになります。
野菜スープのココが凄い!
成人の1日当たりの野菜摂取量の目標値をご存知ですか。
厚生労働省が発表した1日の野菜摂取量の目標値は350gです。そして、日本人平均の野菜の摂取量は170g~290g程度と言われています。
そこで、美容と健康を両立させるダイエットとしてお勧めしたいのが野菜スープダイエットなのです。
野菜をスープにするメリットは以下の通りです。
まず、野菜の嵩が減るのでたっぷり野菜が摂れること。汁ごと食べるので野菜の栄養をあまり無駄にしないこと。複数の野菜から出るだしで美味しく食べられること。
低カロリーで満足感が高く、野菜が沢山食べられる野菜スープをダイエットに取り入れてみませんか。
脂肪燃焼スープダイエットが流行ったけど…
一時期、「食べれば食べるほど痩せられる」「脂肪燃焼できる」「デトックスができる」として脂肪燃焼スープダイエットが流行しました。
脂肪燃焼スープとされる6種類の野菜の入ったスープを基本の食事として7日間の厳しい食事制限をする短期集中型のダイエットです。
脂肪燃焼スープダイエットは確かに、きちんと実践すればほとんどの人が痩せられます。ただ、弊害も多くリバウンドしやすいとしてブームは去ってしまいました。
脂肪燃焼スープダイエットの問題点は主に、摂取カロリーが低すぎることと、たんぱく質が極端に足りないことによります。
脂肪燃焼スープでは野菜スープはいくらでも食べて良いのですが、頑張って沢山食べても1日の摂取カロリーは基礎代謝以下の1,000kcal以下に収まってしまうと思います。
どんなに短期集中ダイエットでも、摂取カロリーを基礎代謝以下にすることはお勧めできません。
また、このダイエット方法ではたんぱく質が決定的に不足しています。たんぱく質は筋肉の維持や髪や肌の健康に必要な栄養素です。
摂取カロリーの少なすぎとたんぱく質不足から、ダイエットに成功しても基礎代謝が落ち、リバウンドしやすいダイエット方法と言えるのです。
それでは1食置き換えダイエットにするのは?
それでは1日1食を野菜スープに置き換えるのはどうでしょうか。これは条件付で賛成します。
野菜スープは脂肪燃焼スープなどのシンプルなスープで100kcal以下、カロリーの高いクリームシチューでも400kcal程度です。食事に置き換えることで摂取カロリーを減らすことができます。
ただし、スープだけではたんぱく質や糖質が不足します。1日1食を野菜スープに置き換える場合は、あとの2食をなるべく高たんぱく質にして栄養のバランスを取りましょう。
脂肪燃焼スープちょい足しで健康的なダイエットスープ
脂肪燃焼スープのレシピはお好みの出汁かスープの素でトマト缶、キャベツ、玉ねぎ、セロリ、にんじん、ピーマンを煮込むだけです。この具材に拘らず、野菜をいくつか省いたり、旬の野菜を足したりするのも良いでしょう。
リバウンドの危険性を減らし、筋肉を落とさずダイエットしたい場合は、豆類や卵や鶏肉などのたんぱく質の多い具を加えてください。
例えば脂肪燃焼スープに1食あたり50gの皮を除いた鶏肉を加えます。カロリーは50kcalほど増えますが、たんぱく質が10g程度摂れ、鶏肉のだしでより美味しくなります。
更にゆっくり健康的なダイエットをしたい場合は、少量のご飯やパンを添えることをお勧めします。