太りにくい甘味はコレ!食べるなら太りにくい甘味料を選んで!!
ダイエット中の方は、なるべく太りにくい甘味料を食生活に取り入れたいですよね。太りにくい甘味料には、どのようなものがあるのかをご存知ですか?いつも使っている上白糖の量を減らしてダイエットをするのではなく、甘味料の種類を見直してダイエットをする方が効果がありますよ。
太りにくい甘味料ってどんなもの?
お料理をつくるときに、お砂糖を加えることがありますよね。また、コーヒーや紅茶を飲むときにもお砂糖を使います。
普段何気なく使っているお砂糖は、どのような種類のものを選んでいるでしょうか?
精製された上白糖を使っているという方は、今日からお砂糖の種類を見直してみましょう。太りにくい甘味料に変えるだけで、毎日のカロリーを抑えることができますよ。
太りにくい甘味料【エリスリトール】
太りにくい甘味料にエリスリトールがあります。
この甘味料は、ブドウ糖を原料として作られているもので、酵母で発酵させて作られているブドウ糖発酵甘味料です。人工的に作られた甘味料ではなく、果物やきのこ、ワインや味噌などにも含まれています。
太りにくい甘味料であるエリスリトールの最大の特徴は、エネルギー量が0キロカロリーであるということです。
ショ糖や果糖が4キロカロリーなので、普段使っている砂糖をエリスリトールにすることで、カロリーを抑えることができるでしょう。
エリスリトールを食べると、ほとんど小腸で栄養分が吸収されて血中へとうつります。ただ、血中では代謝が行われず、エリスリトールの9割以上が尿の中へと出されます。よって、0キロカロリーということなのです。
さらに、エリスリトールは、血糖値を上昇させません。血糖値が上昇すると、血糖値を下げるためにインスリンが分泌されるのですが、このインスリンが体に脂肪をため込んでしまうのです。
よって、血糖値が上昇しないということは、インスリンが分泌されないということで、脂肪をため込むことがなくなります。
また、エリスリトールは、虫歯になりにくい甘味料でもあります。虫歯菌はショ糖などを栄養として増えていくのですが、増えるときに乳酸や酢酸を生成します。これらが歯のエナメル質を溶かして虫歯になります。
エリスリトールは、虫歯菌に代謝をされることがないため、歯を溶かすことがありません。
太りにくい甘味料【玄米水あめ】
玄米から作られる水あめは、血糖値をゆるやかに上昇させるため、太りにくい甘味料の1つです。玄米が原料となっており、酵素の力によって飴化されるため、わずかな甘さがあります。
大根やニンジン、れんこんなどの煮物に使ってもおいしいですし、ホットケーキにかけるシロップとしても使えます。
太りにくい甘味料【てんさい糖】
てんさいは、大根のような白い根の作物で、細かく切り刻んで煮ることによって、糖分を抽出できます。
このように作られたてんさい糖は天然の甘味料なので、カリウムやマグネシウムなどのミネラル成分が豊富に含まれており、体を温める効果も期待できます。
血糖値の上昇もゆるやかなため、太りにくい甘味料と言えます。
太りにくい甘味料【黒糖】
黒糖は、サトウキビを煮て作った天然の甘味料です。ビタミンとミネラルの栄養分が豊富で、特にビタミンB1、B2、B6がたくさん入っています。
ビタミンBは皮膚を保護する効果があると言われており、美肌づくりには欠かすことができない成分です。また、黒糖は、むくみや血圧を抑制させる効果もあり、貧血の方にはおすすめの甘味料です。
さらに、便秘解消効果があるラフィノースが入っているため、腸内環境を整えてくれるメリットもあります。