グレリンの作用で痩せる方法がわかるって本当?グレリンって一体何?
グレリンって何か知っていますか?なんでもグレリンの作用で痩せるといったことが期待できるんだそうですよ。では一体グレリンとはどのようなものでどういった働きをするのでしょうか?しっかりとチェックしてダイエットに役立てちゃいましょう!
グレリンの作用で痩せる方法がわかるってどういうこと?
グレリンとは一体どんなもの?
”グレリン(Ghrelin)”は胃から分泌するペプチドホルモンと言われるもので、成長ホルモンの分泌を促す働きがあるとされているホルモンなんだそう。
このグレリンは空腹時に多く分泌し、食欲増進を促すことから「肥満ホルモン」や「食欲増進ホルモン」と言われることもあるんだそうです。
本来”グレリン”というのは、体内でエネルギーが足りなくなる空腹時に食欲が出るように働くホルモンなんだそう。
身体が本当に必要なときに食欲が出るのであれば<食べ過ぎ>にはならず、太ることはありません。
グレリンには”レプチン”と言われるホルモンが大きく関係していた!
グレリンは食欲が増すのに、痩せるということにはつながりませんよね。ここでグレリンと一緒にチェックしてもらいたいホルモンが”レプチン”と言われるものです。
このホルモンは脂肪細胞から分泌されます。そして分泌されることで食欲を抑える働きをし、エネルギー消費を促進してくれるので「痩せるホルモン」とも言われています。
グレリンとレプチンの働きは相反するもので、この2つのホルモンをコントロールすることでダイエットにつながるというわけだったんですね!
グレリンの分泌を抑制し、レプチンの分泌を増加させるには?
睡眠をしっかりとろう!
やはり何事においても”睡眠”というのは大切になってきます。
睡眠をしっかりとることでグレリンの血中濃度は下がり、レプチンの濃度は上がるといった調査報告があります。つまり、睡眠時間の量でダイエットができるかどうかが関係しているといっても過言でないんだそう。
睡眠時間の理想は<8時間>とされていますが、なかなか生活していく上でそれだけの睡眠時間を確保しようとするのは難しいかもしれません。
そういったときには寝る前の30分はパソコンはスマホ、そしてテレビなどを見るのをやめてみましょう。こうすることで眠りについたあと、深い眠りが期待でき、眠りの質の向上が見込めるんだそうですよ!!
高タンパクな食事を心がけよう!
食生活もとても大切になってきます。グレリンの抑制とレプチンの増加には”タンパク質”が多く関係していることがわかっています。
毎食ごとに鶏肉(できればムネ肉など低脂肪のもの)や白身魚、豆腐などといった高タンパク質なものを取り入れるといいですよ!
グレリンの働きが様々な治療に役立っている!
なんだか”ダイエット”の視点からみると悪いホルモンに思えるグレリンですが、その働きを利用し、様々な治療に使われているんだそうですよ。
それは体のいろいろな機能に作用していることを利用し、心筋梗塞や心不全といった心肺機能障害、拒食症といった摂食障害の治療、そして糖尿病やガンといった疾患の治療と様々な治療ができることが期待されているホルモンなんだそうですよ!
最後に
グレリンの働きについて少しは理解できたでしょうか?
ぜひぜひこのグレリンのホルモンとレプチンのホルモンを上手に利用して、スムーズなダイエットができるよう、日々の生活を見直してみましょう。
「なんだか痩せた?」「キレイになったね」なんて嬉しい言葉がもらえるようになったらいいですね☆