ゴールデンベリーでダイエットできるって本当?ゴールデンベリーの秘密
栄養価の高いスーパーフードとしてチアシードの次に来る、と言われているゴールデンベリー。ゴールデンベリーでダイエットをうまく進められる、と話題ですが、まだまだ聞きなれない食物ですね。ゴールデンべりーについて調べてみました。
スーパーフードのゴールデンベリー
スーパーフードってなに?
今さらですが、巷で言われるスーパーフードってなんでしょう。
最近話題になったチアシードやアサイーなどもそうですが、ビタミンやミネラルなどが普通の食材よりも何倍も含まれていて、低カロリーなうえ、植物に由来するものが多いですね。
一般的にスーパーフードという言葉が広まったのは、2004年と2009年にアメリカで出版された書籍の影響です。
特定の食物を定義したものはありませんが、日本スーパーフード協会によると、栄養バランスが優れていて、一般的に出回っているような食品より栄養価が高い食品であったり、特定の栄養素が突出して多く含まれる食品、ということができます。
また、サプリメントのように人工的に形作ったものではなく食材として扱えて、かつ健康食品のようなもので、漢方や薬膳料理のようなもの、と考えればいいかもしれません。
ハリウッド女優が絶賛のゴールデンベリー
スーパーフードを美容に取り入れている海外セレブで話題になっているのがゴールデンベリー。日本のモデルやタレントの間でもすでに取り入れているとか。
日本では、ドライフルーツとして通販などで手に入るようですね。ヨーグルトに入れたり、シリアルやサラダに混ぜて食べるといいみたいですね。
ゴールデンベリーって何?
まだまだ聞きなれないゴールデンベリー。ドライになってると元がどんな植物なのか分からないですけど、生の状態を見れば一目瞭然。食物ほおずきのことなんですね!
観賞用のほおずきは、浅草のほおずき市でも有名で、色は赤いですね。ゴールデンベリーはその名の通り、きれいな黄色です。
ゴールデンベリーは中の黄色い実を食べるのですが、濃厚な甘酸っぱさがあるため「ベリー」と名前が付くのもうなずけます。ドライな状態でもパッションフルーツのような味です。
インカベリーとも呼ばれていて、古代インカ文明のころから食されて来たようですが、原産国はコロンビアが主。とはいえ100種類以上あり、アメリカ大陸、アジア、ヨーロッパで広く栽培されています。
糖度が12から15度もあり、デザート果実としての扱いが主で、チョコでコーティングしてバレンタインで人気になったりもするそうですよ。
そしてなんとゴールデンベリーは日本でも栽培されています。
先駆者として知られているのが、秋田県。1998年ころから栽培を始め、「恋どろぼう」というブランドで特産品に。今では、北海道から山形、岩手、長野、愛知、島根なんと沖縄まで、栽培されいるようです。
「太陽の子」、「ほおずきトマト」「ストロベリートマト」等のブランドをチェックしてみてください。ハウス栽培もあり、1年中手に入るようになってきています。
さらに、自宅でもプランターで栽培できるらしいですよ。
ゴールデンベリーがスーパーフードなわけ
見た目はトマト、味はベリーなゴールデンベリーですが、そのスーパーフードたる所以は、ビタミンA、B、鉄分の豊富さと言えるでしょう。
その中でもビタミンBの一つである、イノシトールが豊富に含まれています。
イノシトールは脂肪の燃焼を助け、コレステロール値を減らす効果があるため、ゴールデンベリーでダイエットをすれば効果が高いのでは、となったのですね。
イノシトールは神経細胞や筋肉組織を形作る大切な栄養素なので、肌のアンチエイジングや保湿にも効果的だとか。
またビタミンAは抗酸化作用があるので、生活習慣病にもいいですし、女性に特に必要な鉄分も、スプーン1杯ほどで一日に必要な摂取量がカバーできます。
さらにゴールデンベリーに含まれる食物繊維はレタスの30倍! ダイエットにありがちな便秘にもしっかり対応できますね。