ツボに湿布を貼るとメリットが!ダイエットや肩こりに役立つ貼り方を紹介!
ツボに湿布を貼ることで、ダイエットサポートや肩こり改善などさまざまなうれしいメリットが得られます。取り組みたい目的に合わせて湿布を貼る場所を変えればよいというとても簡単な方法です。ここではダイエットと肩こりにうれしい湿布を貼った時に期待できる作用を解説します。
ダイエットに役立つ
ダイエットサポートを目的として、ツボに湿布を貼ると役立つ場所は「足の裏」です。
足の裏には全身のツボが集まっているため、湿布を貼って刺激をすると体にうれしい作用が期待できます。
なぜ足の裏に貼るの?
足の裏にはたくさんの血管が集まっており、全身の血行にも影響があるからです。
足の裏を、足の指側を頭でかかと側を骨盤に見立てて、例えば肺や胃などにあたる場所を刺激するとそれぞれの体の働きに作用が期待されます。
ダイエットに役立つとされるのは、内臓を刺激して活発に働くようにし代謝を促進させるため。
代謝が良くなればカロリー消費アップにもつながり体内の不要なものを排出する働きもスムーズになるので、その結果体重や体脂肪率を落とすことに繋がるのです。
足の裏への湿布の貼り方
市販されている一般的な長方形の湿布を用意し、適度なサイズに切って貼りましょう。場所は足の指の付け根から前足底全体を覆うようにと、土踏まずとかかとの間のあたりを覆うように2カ所です。
それらの場所には脂肪代謝を行う甲状腺と、消化吸収や老廃物の排出を行う消化器官のツボが集まっています。
貼る時間帯は、寝る前にお風呂に入ったあとが理想的で、一番心身がリラックスしている時にツボに湿布を貼るとより効果を高めることが期待できるのです。
この時使う湿布は冷たさがより刺激となるため、冷湿布を使いましょう。ですがもし冷え性がひどい場合は温湿布で刺激をしても構いません。
さらに刺激をプラスして作用を促進
ただ湿布を貼って待つだけよりもその他の刺激を加えると代謝アップなどの作用をより促進させることになります。
例えば足の裏からかかとや足首などを自分でマッサージしたり老廃物排出を助けるためにたっぷり水分をとったり。使う湿布を薬草エキス配合のものにしても良いでしょう。
肩こり改善に役立つ
肩こりのメカニズム
筋肉を使い続けて疲れると酸素が不足し、乳酸がたまります。すると、筋肉が硬くなり肩こりが起こるように。
また長時間同じ姿勢を続けていると血行が悪くなり、発生した乳酸をうまく流すことができずに肩こりになってしまいます。
肩こり改善の湿布の貼り方
筋肉の疲労や血行不良が原因の場合は、肩こりがある部分に温湿布を貼って温めると血行がよくなって乳酸を流せるため、コリの改善につながります。
これは慢性的な肩こりの場合の方法で、急に痛くなった肩こりに行うことはやめましょう。ぎっくり腰のように急に痛みが出た場合には、氷水をいれた氷のうで痛みが出た部分をしっかり冷やします。
どうしても湿布を貼りたい時は、発熱時におでこに貼る冷却シートか、冷湿布を貼った上から氷枕などでよく冷やしておきましょう。急な痛みがある肩こりの場合、筋肉が傷つき炎症を起こしているためです。
ですが、それ以外に明らかな異常が感じられる場合は早めに病院にかかりましょう。
ツボに湿布はあくまでサポート
ツボに湿布を貼ることは、ダイエットも肩こり改善もサポート程度にとらえておきましょう。毎日きちんと湿布を貼り続けたとしても、それだけで効果を得ることは難しいのです。
生活習慣が変わらなければ大きな改善はしづらいため、食事に気を遣ったり適度な運動をしたりすることを忘れないようにしましょう。