準備も時間もお金も要らず効果抜群!体脂肪率を減らす生活
ダイエットでもなかなか難しいのが体脂肪を効率的に落とすことです。体脂肪を落とすには2種類の運動が必要なのですが、なかなか始めたり続けることはできません。実は、特別に運動を始めなくても日常生活の中で体脂肪は減らせます。今日から体脂肪率を減らす生活を始めましょう。
体脂肪率を減らすには運動しなきゃダメ!?
ダイエットの方法は千差万別ですが、特に体脂肪率を減らしたい場合は、基本的には運動を取り入れなくてはなりません。
体脂肪率というのは体重に対する脂肪の割合です。食事だけでダイエットをすると、体脂肪と筋肉が両方減ってしまうために、体重は減らせても思うように体脂肪率は減りません。
それでは運動が苦手だったり、運動する時間のない人は体脂肪率を減らすことはできないのでしょうか。
体脂肪率を減らすために最適な運動とは
体脂肪を減らすには、2種類の運動が必要です。1つは筋肉を保つための筋トレ、もう1つは体脂肪を燃焼させる有酸素運動です。
筋トレだけではなかなか体脂肪が減らず、有酸素運動だけでは筋肉を維持するのが難しいので、2種類とも行うことが体脂肪を効率よく落とすのに必要です。でも、ジムに通ったり、ウォーキングを始めるのは大変です。
そこで、時間もお金もかけずに2種類の運動をすることができる生活を提案します。今日からはじめられますし、続けるのも簡単。3日坊主に終わっても5日目からまた再開するのも簡単です。
日常生活の中でできる筋トレ
筋肉を増やしたり保つために効率の良い筋トレの方法は2つあります。1つはマシンを使った高負荷の筋トレですが、これはジムに通わないとできません。
もう1つ効率の良い筋トレがあって、これは隙間時間でできる上に特別な器具も必要ありません。多忙な現代女性にお勧めしたいのはこの筋トレで、スロートレーニングといいます。
スロートレーニング
スロートレーニング、スロトレとは、ゆっくり実施する筋トレです。負荷は自分の体重だけで充分です。
基本は1つの動作を3秒から5秒かけることです。スクワットの場合は、足を肩幅に開いて、3~5秒かけて膝を曲げて腰を落とします。その後また、3~5秒かけて膝を伸ばして腰を戻します。
腹筋を鍛える方法はいくつかあります。
代表的なのは、仰向けに寝て、膝を立ててください。そのまま、5秒ほどかけながら、お尻を上げて膝から肩が一直線になるようにしてください。戻すときにも5秒かけます。
いかがですか? やってみると早くやるよりキツイことがわかります。事前準備の必要がなく1日10分間でも効果がありますので、朝起きたときや、歯磨きをしながら、夜寝る前など日常の中で自然に取り入れられます。
日常生活の中でできる有酸素運動
有酸素運動で体脂肪が燃え始めるのは開始20分後だから、30分以上つづけてやらないと意味がない、というのを聞いたことがありませんか?
1回に30分以上というと敷居が高く、有酸素運動が効くと知っていてもつい手が出ません。しかし、その説は今ではもう古いのです。
最新の研究では、10分間の有酸素運動を6回行っても、60分間の有酸素運動を1回行っても、同じくらい体脂肪を燃焼させるということがわかってきました。
つまり、日常生活の中の、一駅前に下りて早歩きするとか、エレベーターを階段に振り替えるなどの運動でも、体脂肪を燃焼させることは可能なのです。
1つ、注意点としては脂肪を燃焼する有酸素運動にはコツがあります。
脂肪を燃焼させやすい強度は息が切れない程度です。漫然と有酸素運動をすると、ゆるすぎたり、きつ過ぎたりしがちなので、「ギリギリ、会話をしながらできる程度の運動」を意識しながら行いましょう。