ウォーキングの効果をダイエットに最大限に生かすには?
ウォーキングの効果をダイエットに最大限に生かしたいときには、いつ、どれくらいの時間歩くのがいいのでしょうか?また、ダイエット効果をより高めるために、ウォーキングと一緒に行いたエクササイズについても紹介します。
ウォーキングの利点とは
すぐに始めることができる
運動しよう、と思い立っても、スポーツジムで運動するためには手続きをしなければならないし、いきなりランニングを始めるのはハードルが高い。そんなときは、ウォーキングが一番手軽に始めることができますね。
運動するためだけに出かける必要がないので、無駄な時間をかけることもなく、誰でも、いつでも、どこでも始めることができるのがウォーキングなのです。
歩く場所は家の近所でもいいですし、通勤や通学の際に一駅手前で降りて、歩いていくというのもいいでしょう。スポーツジムなどと違って、お金をかけずにできるというのも、大きな利点です。
心身の健康維持に効果絶大
ウォーキングをすることで得られるメリットは、まず、心身ともに健康を維持できるということでしょう。
歩くことで脂肪が燃焼されますから、肥満を防ぐことができ、また、心拍数が上がることから、心肺機能を高めることができます。
その他にも、血行が良くなることから、動脈硬化などの生活習慣病の予防や、筋力の低下を防ぐことにも役立ちます。
また、季節を感じながら外を歩くことは、気分転換にもつながり、精神的なストレス解消にも一役買ってくれることでしょう。
ウォーキングとダイエット効果
ダイエット効果はそれほど大きくない?
ウォーキングの効果として、ダイエット効果を期待する人は多いものですが、一方でウォーキングではそれほどダイエットにはならない、と言われているのも事実。
ウォーキングの効果として、短期間で見る見るうちに体重が減った、というようなことはなさそうです。
しかし、ウォーキングは脂肪を燃焼する運動であることは間違いありませんから、長い間続けることで少しずつ効果は表れてくるはずです。
効果的なウォーキングの方法
ウォーキングはただ歩けばいいというのではなく、効果を最大限に引き出す歩き方があります。
まずは、背筋を伸ばすこと、そして歩幅は大きく、爪先で地面を蹴って、かかとで着地をするようにして、さらに少し息が上がるくらいの早足で歩くと効果的です。
腕は大きく振りますが、特に後ろに大きく振ることを意識するといいでしょう。
また、ウォーキングを行う時間帯については諸説あり、朝にウォーキングをすると一番効果が上がるとよく言われていますが、この理由としては体内時計がリセットされることや、午前中に太陽の光を浴びることでストレス解消につながる脳内物質が分泌されることなどがあるようです。
しかし、ウォーキングで最も大切なことは気持ち良く歩くということですから、朝にウォーキングの時間を作ることが難しいようでしたら、夜にウォーキングを行っても効果が大きく落ちるというようなことはありません。自分の生活リズムの中で、ウォーキングをできる時間に行うことで十分です。
また、脂肪の燃焼が始まるのは運動を始めてから20分後と言われていますから、少なくとも20~30分は歩きたいものです。
ダイエット効果をより高めたいなら
ウォーキングをすることでダイエット効果をより高めたいのであれば、筋トレと組み合わせて行うといいでしょう。
ウォーキングの効果として脂肪を燃焼させるというものがありますが、脂肪を燃焼させるホルモンの分泌を促しておいて、ウォーキングをするのです。
この脂肪を燃焼させるホルモンは、筋肉を使った後に分泌が増えることがわかっていますから、ウォーキングを行う前に筋トレを行うというのが正しい順番であるといえます。
しかし筋トレといっても、何をしたらいいのでしょう?
お勧めしたいのは、腹筋運動、背筋を鍛える運動、スクワット、腕立て伏せを各20回程度です。
筋トレを始めたばかりで、一度にすべての運動を20回ずつ行うのは難しいという方は、最初はできる回数から始めて、徐々に増やしていくといいでしょう。
ダイエット目的でも、健康維持が目的でも、ウォーキングの効果を得るためには、長く続けていくことが何よりも大切です。最初から頑張りすぎず、少なくとも3ヶ月以上は続けてみるようにしましょう。