体脂肪計でダイエットのやる気が上がり、自分の痩せメニューわかる!?
体脂肪計でダイエットの効率が上がることがわかってきました。これまでの常識では「ダイエットといえば体重計」でしたが、最近では体重計と体脂肪計の両方を測ることでダイエットのモチベーションが維持されやすく、さらに体脂肪計で自分の痩せメニューがわかるため、より効果的なダイエットが可能になると言われています。
体脂肪計でダイエットのやる気UP!?
ダイエット中にその成果とモチベーションの維持に役立つものとして体重計があります。
毎日同じ時間に体重計に乗ることでよりダイエットへの意欲と目的意識が持続するため、多くの医師もダイエット中にきちんと体重計に乗ることを推奨しています。
また、より少ない体重を目指すという明確な数値目標ができるので、漠然とダイエットするよりも高い効果が期待できると言われています。
しかし、数値目標が体重だけだと、体重が停滞する時期に「こんなに頑張っているのに成果ででない」という気持ちになってダイエットを諦める原因になることがあります。
ダイエット中には停滞期あることはよく知られており、ダイエッターなら知っていて当然の知識ですが、それでも努力が報われないとなかなかダイエットのやる気を持続するのは難しいことです。
そのようなとき、体重計だけなく体脂肪計も使うことでダイエットのやる気が損なわれないということがわかってきました。
体重と体脂肪の減り方の特徴
実は、体重と体脂肪には減り方に特徴があります。それは体重と体脂肪は同時に減ることはない、ということです。
言い換えれば、体重が減っているときそれほど体脂肪は変化しませんし、体脂肪が減っているとき体重はそれほど変化しないのです。
そのため、体重計だけに乗っていると停滞期がきたときにモチベーションが下がってしまいますが、そこで体脂肪計に乗ることで体重は減っていないけれど、体脂肪が減っているということがわかります。
このような効果が目に見えるとダイエットは続けやすくなります。
体脂肪計で痩せメニューがわかる?!
ダイエットのモチベーションを維持すること以外にも、体脂肪計に毎日乗るメリットがあります。それは自分の痩せメニューがわかることです。
体重は水分量などに左右されて値が変わることが多いのですが、体脂肪計では同じ時間、同じ条件で測定することでそれほど違いがでないというメリットがあります。そのため、毎日の食事と体脂肪の関係に早く気がつくことができます。
これは効果的なダイエットのためにはとても重要なことですが、人には誰しも代謝特性があります。例えば、炭水化物の消化が得意な人もいれば、脂質の消化が得意な人がいるのです。
そして、どのような食事や栄養素の組み合わせが自分の痩せやすいメニューなのかを知ることは、効率的なダイエットを助けてくれます。
例えば、タンパク質と脂質の消化が得意な人は「前日、焼肉食べ過ぎたから太ったかも」と思っていても、実際には痩せているということもあります。
反対に「脂質を減らしてヘルシーな食事をしたから痩せているだろう」と思ってもタンパク質や炭水化物の消化が不得意な人は翌日に体脂肪が増えていることもあるのです。
このように、体脂肪計では自分の痩せやすいメニューを早くしることができるために、無駄な努力をしなくてもすむのです。
体脂肪計での注意点
体重計と比べて水分などの変動にあまり左右されない体脂肪計ですが、ある条件では著しく数値が変わることがあります。それは飲酒の翌日です。
アルコールを摂取した翌日は体内の水分がかなり減っている状態です。そのため、飲酒の翌日に体脂肪計に乗ると、いつもと同じ時間と条件で測ったとしても体脂肪が著しく増える傾向にあります。
このため、ダイエット中は飲酒を控えるか、飲酒をするときには十分にチェイサーとして真水や生理食塩水を摂取するようにしましょう。