食べ合わせを考えればコンビニ惣菜でもダイエットはできる!
一般的には体に悪いという印象のあるコンビニ惣菜でもダイエットや健康に役立てることができます。そのためには食べ合わせや食品添加物の有無、そして原材料の産地をきちんと確認して購入することが大切です。とくにコンビニ惣菜を食べるときには炭水化物を控えめにしてタンパク質の摂取を増やすことが有効です。
コンビニ惣菜でもダイエットは可能?
コンビニのお惣菜は食事を作る時間や体力のない人の強い味方です。しかし「手軽だけと、健康にはよくない」というイメージを持つ人も多いようです。
確かに工場などで一度に、そして大量に作られるコンビニの惣菜には化学調味料や食品添加物も多く入っていて、時折食べるぶんには良いけど、毎日食べると健康を害してしまいそうな印象があります。
さらに、コンビニの惣菜は多くの人が美味しいと感じられ、また食べたいという欲求を刺激するような濃い目の味付けや、脂質の割合が高い傾向にあります。そのため、健康だけでなく、太る可能性が高いとも言われています。
しかし、そんなコンビニ惣菜でもきちんと選べば健康に、そして太るどころか、むしろダイエットに向いている最強メニューになり得るのです。
コンビニ惣菜で太る理由
コンビニのお惣菜で太る理由は、食べる栄養素のバランスに依るところが大きいとされています。もっとも太りやすいのは炭水化物と脂質を同時に摂取する食事です。
例えば、コンビニのお惣菜には多くの脂質が入っています。そのため、その脂質の多い惣菜とご飯やパンなどの炭水化物を同時に摂取してしまうと、知らず知らずのうちに「太りやすいバランス」で食事を食べているということになります。
コンビニ惣菜で健康的にダイエットする3つのポイント
コンビニ惣菜で、健康的にダイエットできるメニューにするための3つのポイントを紹介します。
【1】炭水化物は控える!
コンビニ惣菜を食べるときには炭水化物を控えることが大切です。脂質の多いコンビニ惣菜を食べるときには炭水化物の量を減らすことで太るリスクを回避することができます。
このとき、主食となるご飯やパンやの他にも、飲料やデザート類などの炭水化物量にも気をつけましょう。
【2】炭水化物を食べるときは低脂質で!
どうしても炭水化物が食べたいときには脂質が少ない惣菜を選ぶようにしましょう。
味付けはタレやソース、マヨネーズなどを使っていない塩味を選ぶことが基本です。また茹でたものや煮物などのメニューもお勧めです。
炭水化物をしっかり食べても、脂質が少ないのならそれほど太る心配もありません。
【3】タンパク質を増やす!
「炭水化物を食べないと、なかなか食べた感じがしない」という場合には多めにタンパク質を摂取することで噛む回数を増やしたり、満足感を増やしましょう。
鶏肉を使った惣菜メニューを中心に選ぶと脂質も抑えられます。鶏肉だけでなく牛肉や豚肉はもちろん、卵などもタンパク質が豊富な食べ物です。
【4】添加物、保存料の少ないものを選ぶ!
コンビニ惣菜の中には保存料や添加物が多く使われているものと、そうでないものがあります。ラベル表示をしっかりとみて、パック詰めよりは真空パックなどのパウチに詰められたものを選ぶとよりヘルシーです。
パックで販売されている惣菜でも「近くで作られている」、「その店舗で作られている」といった、作って数時間後に消費する場合には保存料が少ない可能性があります。
もちろん、新鮮な野菜や果物がある場合には、それらを選ぶに超したことはありません。健康にはもちろん、ダイエットには加工されていないフレッシュな果物や野菜はとても重要なものだからです。
【5】産地にこだわる!
同じような製品でも材料の産地によっては価格や違うことがあります。このようなときには少しくらい高くても「国産のもの」や「近くで生産されたもの」を選ぶようにしましょう。
とくに材料が中国産で成形された肉を使っているナゲットやハンバーグなどは避けた方が無難です。一見、普通の肉のように見える成形肉もあるので要注意です。