肌サビとはどんな状態?肌を守るためには活性酸素を増やさないことが重要!
肌トラブルの原因となる肌サビとはどんな状態なのでしょうか?サビと聞くと金属をイメージしますが、実は目には見えませんが肌も錆びるのです!肌サビは肌の老化にも繋がるため、美容の大敵とも言えるでしょう。そんな肌サビの原因は活性酸素にあります。
肌サビは肌トラブルや老化の原因!
肌サビとは?
肌の悩みとして多いのが、シミやシワですよね。
このような肌トラブルを感じている場合、肌サビが進んでいるかもしれません。肌サビとは、その名の通り肌が錆びることを意味します。
鉄や金属は錆びることによって変色しますよね。実は、人の体内でもこれと同じことが起きているのです。人の場合、錆びることによって変色はしませんが、シミやシワが肌サビのサインと言えるでしょう。
肌サビとは肌が錆びることですが、具体的に体内ではどのようなことが起きているのでしょうか?
肌サビは、肌の潤いに欠かせないコラーゲンや肌を刺激から守るメラニンの生成を邪魔してしまいます。また、肌のターンオーバーを遅れさせるとも言われています。これらの影響で肌トラブルが起きやすくなってしまうのです。
つまり、肌サビは老化の大きな原因とも言えるでしょう。アンチエイジングのためには肌サビを防ぐことがとても大切なポイントになります。
肌サビの原因は活性酸素!
肌に大きな悪影響を与える肌サビの原因となるのが、活性酸素です。
人は呼吸によって酸素を体内に取り込んでいますが、そのうち約1%から5%は活性酸素になります。活性酸素には免疫力を保ち、細菌などから体を守る働きがあります。そのため、本来活性酸素は人の体にとって必要不可欠なものなのです。
しかし、体内で活性酸素が必要以上に増えすぎてしまうと、肌サビが起こり体に悪影響を及ぼしてしまうのです。
活性酸素は、酸素が不安定な状態であることを指します。活性酸素は酸化力がとても強く、細胞の酸化を進めてしまいます。体内には活性酸素を除去する働きがある酵素が存在していますが、大量の活性酸素を取り込んでしまうと処理できる量をオーバーしてしまいます。
活性酸素を必要以上に増やさないためには
活性酸素が増える原因
活性酸素の原因としてまず挙げられるのが、喫煙です。
タバコの煙には活性酸素が含まれており、喫煙している本人はもちろん、受動喫煙でも体に悪影響を与えます。そんな有害なタバコの煙が体内に入ることで、更に活性酸素が発生してしまいます。同じく、食品添加物も活性酸素を増やす原因となります。活性酸素を増やさないためには、禁煙や食生活の見直しがとても大切です。
紫外線にも注意が必要です。紫外線を浴びることで体内でメラニン色素が大量に作られ、シミの原因になることはよく知られています。この時、メラニンだけでなく活性酸素も多く発生しているのです。
夏は意識して紫外線対策をしているかと思いますが、紫外線は1年中存在しています。肌を紫外線から守るためには、1年中欠かさず紫外線対策を徹底することをおすすめします。
更に、過剰なストレスも活性酸素を増やす原因と言われています。日常生活の中でなるべくストレスを溜めないように心がけることは、肌サビの予防にも繋がります。
肌サビ予防には抗酸化が決め手!
肌サビを防ぐためには、抗酸化作用、つまり酸化を防ぐ働きのある成分を含んだ食べ物を摂取することが効果的です。抗酸化作用を持つ食べ物として挙げられるのが、野菜類や果物類です。
トマトに含まれるリコピンやかぼちゃに含まれるカロテン、他にもビタミン類、ルテイン、アスタキサンチン、レスベラトロールに抗酸化作用があります。
また、赤ワインに含まれるアントシアニンや緑茶に含まれるカテキンも抗酸化作用のある成分として知られています。これらの成分を積極的に摂取し、肌サビを防ぎましょう。