食品からセラミドを摂取しよう!色の濃い食べ物がオススメ!
食品からセラミドを摂取する場合、どのような食べ物が良いのでしょうか?セラミドは肌の潤いには欠かせない成分ですので、肌の潤いをキープしたいのであればセラミドを含んだ食品を食べることがオススメです!セラミドを多く含んでいるのは、色の濃い食べ物と言われています。
セラミドで肌の潤いをキープしよう!
セラミドの役割とは?
保湿成分の1つとしてよく耳にするセラミドですが、具体的にはどんな役割を果たしているのでしょうか?
セラミドは、肌の角質層にあります。スポンジをイメージすると分かりやすいですが、水分や油分を保持する役割を果たしているのがセラミドなのです。肌の潤いをキープするためには欠かせないものと言えるでしょう。
セラミドが減少すると、肌の乾燥が進みます。肌の乾燥が見られるアトピー性皮膚炎は、セラミドが不足している状態と言えるでしょう。
また、セラミドには肌を刺激から守る働きもあります。そのため、セラミドが減少してしまうと肌が刺激を受けやすい状態になり、肌荒れなどの肌トラブルが引き起こされてしまいます。
セラミドは加齢とともに減少します
年齢が若い人の肌は瑞々しくてハリがありますよね。これは肌にセラミドが十分にあるためです。
しかし、年齢を重ねるとともにセラミドは減少していきます。つまり、年齢を重ねれば重ねるほど乾燥や肌荒れなどの肌トラブルが起こりやすくなってしまうのです。
セラミドが減少する原因は加齢だけではありません。例えば、季節の変化も原因の1つと考えられています。特に気温や湿度の変化は肌に大きな刺激を与えます。
また、ストレスがセラミドを減少させてしまいます。普段からストレスを感じている人は、若くても肌に潤いがなくなってしまうので注意が必要です。
セラミドの減少を防ぐために、スキンケアに力を入れている人も多いのではないでしょうか。現在では、化粧水や乳液など様々な基礎化粧品にセラミドが含まれています。
もちろん、このような基礎化粧品を使うことは効果的なのですが、セラミドは食品からも摂取することができます。ぜひ、食生活にセラミドをプラスしてみましょう。
食品からセラミドを摂取するには?
セラミドを摂取するなら色の濃い食品を選ぶこと!
セラミドを多く含むのは、色の濃い食品と言われています。
例えば、緑であればほうれん草などの葉物野菜・きゅうり・枝豆・ニラ・アスパラガスなどです。赤ならばトマト・イチゴ・赤ピーマン。紫ならばさつまいも・紫キャベツ・ナス。黄色ならばバナナ・レモン・グレープフルーツです。
このように、果物類や野菜類が分かりやすいかと思います。
色の濃い食品の中でも、黒い食品は特にセラミドを多く含んでいます。
具体的にはこんにゃくや黒豆、ごぼう、ひじきなどです。黒ごまや黒コショウにもセラミドが含まれているそうです。
その他に、大豆・小麦・胚芽部分を含む米・ヨーグルト・ジャガイモや魚の皮にもセラミドが多く含まれています。
ぜひこれらの食品を積極的に食べましょう。
食品からセラミドを摂取する際の注意点
食品から効率的にセラミドを摂取するためには、リノール酸と呼ばれる植物油を控えることが重要です。いくらセラミドを多く含む食品を食べても、リノール酸を多く摂取してしまうと意味がないんだとか。
そのため、料理の際には揚げ物や炒め物など油を多く使う調理法ではなく、煮るや蒸すなどの調理法がオススメです。また、パンやお菓子、インスタント食品にも油がたっぷりと使われているため、できるだけ控えることが望ましいでしょう。
食品からセラミドを摂取するのであれば、リノール酸も意識しましょう。