泡洗顔のやり方、みんな間違ってた!?敏感肌を改善する洗顔方法とは
敏感肌の定義と3つの改善方法をお伝えします。中でもお勧めなのは泡洗顔です。泡洗顔は敏感肌を改善する洗顔方法ですが、実際に洗っているところを見るとほとんどの人が正しい泡で洗っていません。簡単に手早くホイップクリームみたいな正しい泡が作れる方法、必見です。
知らなかった!敏感肌は病名じゃない!?
紫外線や前髪、衣服などのちょっとした刺激や、基礎化粧品やメイクアップ化粧品ですぐにトラブルを起こす敏感肌。
ヘアメイクやファッションを楽しむ障害になりますし、悪化すると日常生活に支障をきたすこともあります。
敏感肌は、実は病気ではありません。敏感肌という病名はなく、あくまでもトラブルを起こしやすい肌だということなんです。
ただし、トラブルを起こしているときは接触性皮膚炎やアレルギー皮膚炎などの病名が付くことがあります。
また、皮膚科で敏感肌用化粧品などが買えることもありますから、困っている程度が大きい場合は、皮膚科や美容皮膚科に相談してみることもおすすめです。
敏感肌は改善できる?できない?
敏感肌は体質ですから、改善できることもあり、主に3つの方法があります。
苦手な物質を避ける方法
トラブルを起こしやすい物質を特定してそれを避ける方法です。
同じ敏感肌でも人によって反応してしまう刺激はそれぞれです。
たとえば、日光に反応しやすい人は日傘や帽子を使用してみるとか、アルコール入りの化粧水で肌が赤くなってしまう人はアルコールフリーの化粧品にブランドチェンジするといった方法です。
身体の中から改善する方法
生活習慣を整えて肌を強める方法です。
多忙な現代女性は睡眠不足や栄養不良、ストレス過多に陥りがちです。夜はたっぷり眠って、バランスの良い食事からしっかりタンパク質やビタミン、ミネラルなどの微量栄養素を摂るだけで多くの敏感肌が解決します。
外でのストレスを家に持ち込まないことも大切です。
身体の外から改善する方法
スキンケアの方法を見直すことで敏感肌が解決することもあります。
敏感肌に大切なのは洗顔と保湿ですが、特に問題が多いのが洗顔の方法です。
それでは敏感肌を改善する洗顔方法とはどんな方法でしょうか。
泡洗顔のやり方、たいていの人が間違っていた
まず、トラブルが起きているときは刺激しないように、ぬるま湯や水だけで洗顔しましょう。
トラブルが起きていないときの敏感肌を改善する洗顔方法としておすすめなのが泡洗顔です。
ヒトの皮膚はとても物理刺激に弱く、なるべく刺激をせず汚れを落とすことで、肌のバリア機能がかなり改善します。
「泡洗顔ならもう知ってるし、もうやっているよ。」
しかし、実際に洗顔しているところをチェックすると、泡洗顔を実施している人のほとんどが肝心の泡の作り方を間違っています。
正しい泡洗顔のやり方
泡洗顔とは、手で顔をこすらずに洗顔料の泡で汚れだけを落とす洗顔方法です。
多くの人が間違っているのは泡の固さです。たいていの人の作った泡をチェックすると泡が柔らかすぎて、結局手でこすって顔を洗ってしまっています。
正しい泡の固さはホイップクリームの固さ、泡を手にとって手を下に向けても落ちてこないくらいの固さなのです。
そして、最高の泡を作るには泡立てネットはNGです。泡立てネットの泡は気泡が大きく柔らかすぎて、泡洗顔には不向きです。
濃密な泡を作るには、清潔な手で5分以上時間をかけて丁寧に泡立てましょう。
簡単!早い!濃密泡
毎日そんなに時間があるわけでもないし、手で泡立てるのは苦手な場合お勧めしたいのは、大まかに泡立てネットで泡を作って、それを手にとって細かい濃密泡を作る方法です。
まず、洗顔料を泡立てネットにとっていつもの泡を作りましょう。その泡を手にとって、大きすぎる気泡を潰すように、両手で泡立てていきます。
この方法だと、手だけで泡立てる時間の半分くらいでホイップクリームみたいな泡が作れます。